カケハシとiKala提携
2025-05-14 14:28:59

台湾企業iKalaとの提携で訪日観光マーケティングへ新風を吹き込むカケハシ

台湾のAI企業iKalaと業務提携を結ぶカケハシ



台湾を代表する訪日観光マーケティング企業、CAKEHASHI Corporation(カケハシコーポレーション)は、2025年5月よりAIテクノロジー企業iKala(アイカラ)との業務提携を発表しました。この提携により、訪日市場をターゲットとした新たなマーケティング戦略が展開されます。両社の力を結集し、台湾からの観光客ニーズに応える新時代のアプローチが加速します。

訪日需要の回復と進化するマーケティング



最近、台湾からの訪日観光需要が回復し、日本は旅行先としての人気をますます高めています。特に、SNSやインフルエンサーが観光地や自治体、企業の集客戦略において重要な役割を果たすようになってきており、「誰が伝えるか」がカギとなります。このような状況から、CAKEHASHIは台湾での13年の経験を活かし、iKalaのAI技術とデータ分析力を結集することで、より効果的な集客戦略を提供することを目指します。

iKalaの独自技術と実績



提携先のiKalaは、AIマーケティングデータベースが190か国にわたり、3億件以上のインフルエンサーの情報を保有しています。このプラットフォーム「Kolr」は、月間60億件以上のSNS投稿を解析し、FacebookからTikTokまで多様なソーシャルデータをカバーしています。iKalaは、実績ある国際ブランド企業を1万社以上サポートしており、特にAIマーケティングの分野でのワンストップサービスに定評があります。

この技術により、iKalaは以前までの感覚頼りのキャスティングから脱皮し、科学的な分析を基にしたインフルエンサーの選定を実現。フォロワー属性や過去の投稿との親和性を元にした最適な選択が可能となっています。これにより、競合分析機能も強化され、各企業は市場動向を的確に把握し、戦略を立てることができます。

CAKEHASHIの現場力とシナジー効果



CAKEHASHIは、訪日観光マーケティングの専門家として台湾において強い存在感を誇ります。特に、現地のスタッフによるSNS運用や広告運用の一貫した対応や、台湾特有のインフルエンサーとのネットワークを持つことが強みです。これらの経験に基づく現場の知恵と、iKalaのデータ分析力を組み合わせることで、より効果的なプロモーションが可能になると期待されています。

そして、CAKEHASHIには日本観光庁に認定された「インバウンド専門家」が在籍しており、国や自治体との連携も行いやすくなります。

両社代表者の見解



提携に関するインタビューでは、CAKEHASHIの代表である秋山光輔氏が、台湾からの訪日市場でのリアルな声を踏まえる重要性を強調しました。SNSの重要性の高まりを受け、データでマーケティング効果を検証する必要性を感じていたとのこと。そして、iKalaの技術がその手助けになることに期待を寄せています。

一方、iKalaの共同創設者兼執行長であるセガ・チェン氏も、CAKEHASHIとの提携がもたらす可能性に期待しています。「両社の力を合わせ、より効果的でクリエイティブなマーケティングソリューションを共同で生み出していきたい」と述べており、今後の展望に意欲を見せています。

今後の展望



CAKEHASHIとiKalaの提携は、訪日観光市場における新たなマーケティング戦略の可能性を広げます。両社は、AIマーケティングを活用し、台湾市場でのインフルエンサー連携型プロモーション支援を通じて、観光地における話題化やキャンペーン結果の可視化を実現するでしょう。これにより、観光地の魅力を台湾に深く広く伝える体制が整います。

この提携がもたらす新たな可能性に期待しながら、それぞれの強みを活かしたマーケティングの進化を見守りたいところです。


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会社情報

会社名
媒迪亞維博有限公司
住所
6F-01 and 6F-08, World Trade Center, No. 5, Section 5, Xinyi Road, Xinyi District, Taipei City, 110-11, Taiwan
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