エフピコと平和堂が協働で進めるエコトレーリサイクル
最近、株式会社エフピコと株式会社平和堂は、新しい環境保護の取り組み「トレーtoトレー」プロジェクトを発表しました。この取り組みは、平和堂が展開する165店舗において、使用済みの食品トレーを回収し、再利用することを目的としています。この活動はエフピコの「ストアtoストア」プログラムの一部として展開されるもので、地域社会における循環型のリサイクルシステムを実現するための重要なステップとなります。
環境リーダーを目指す
このプロジェクトでは、地域の皆様が使用済みの食品トレーを平和堂の店舗に持って来て、専用の回収ボックスに入れることで、簡単にリサイクル活動に参加できます。回収されたトレーはエフピコによって再加工され、エコトレーやエコAPETといった新しい製品に生まれ変わります。そして、これらの製品は再度平和堂の店頭で販売されることになります。
2024年2月期には、平和堂は938トンもの使用済み食品トレーを回収し、これを資源として新製品にリサイクルしました。これは、エコ製品のさらなる普及と環境意識の向上につながります。
地域との連携による持続可能性
エフピコと平和堂は、地域社会の健康と環境への配慮を両立させることで、地域共創を実現しようとしています。具体的には、小学生を対象とした環境学習や、店舗での周知活動を通じて、持続可能な循環型社会の実現に貢献しています。エコトレーやエコAPETの普及を通じ、地域の意識向上にも努力しています。
エフピコの企業理念
株式会社エフピコは、スーパーマーケットやコンビニエンスストア向けに簡易食品容器を製造する国内最大手の企業です。彼らのリサイクルシステム「トレーtoトレー」や「ボトルto透明容器」を通じて資源の循環のみならずCO2の排出を抑えることを目指しています。持続可能な社会の実現に貢献するため、今後も環境に優しい容器の開発を進めていくとしています。
平和堂の役割
一方、平和堂は地域に密着した総合ライフスタイル企業として、『地域健康』の推進に力を入れています。環境問題や地域の健康を考慮し、社員一人一人が地域社会とその持続可能性に寄与することを目指しています。地球規模のサステナビリティを意識した企業活動は、地域課題の解決にも繋がります。
エフピコと平和堂の協力によるこの取り組みは、持続可能な社会を目指す大きな一歩です。私たちも、地域社会の一員としてこの活動を応援し、自分たちにできる環境への配慮を考えていきましょう。