ジオテクノロジーズがshiroiroをグループ会社化しサービス拡充へ

ジオテクノロジーズとshiroiroの戦略的提携

ジオテクノロジーズ株式会社（本社：東京都文京区）は、インターネット広告を展開する株式会社shiroiro（本社：東京都武蔵野市）の株式を取得し、グループ会社化を完了したことを発表しました。この提携により、両社の強みを最大限に活かした法人向けマーケティング支援を強化していく方針です。

これまでの歩み

ジオテクノロジーズは、デジタル地図や位置情報技術の分野で約30年の豊富な経験を有する企業であり、人気ポイ活アプリ「トリマ」を運営しています。このアプリから得られる人流データやリサーチデータは、ビジネス戦略を形成する上での重要な要素となっています。また、過去には「MapFan」をはじめとした地図ソフトを提供し続けてきた実績もあります。

一方のshiroiroは、SNSを活用したデジタルマーケティングを専門としており、特に美容や健康、医療分野において高い広告運用実績を誇ります。これまで「トリマ広告」や「GPAds」など、地域や顧客属性を考慮した広告商材の提供を行い、法人向けのニーズに応えています。

提携の背景

今回のグループ会社化は、近年のマーケティング環境の変化に対応するためのもので、両社の持つデータや技術を融合することで新たな広告商材を開発し、法人向けサービスの拡充を目指します。特に、shiroiroのデジタル広告による認知拡大と、ジオテクノロジーズの地理空間データを活かしたエリアマーケティングは、強力なシナジー効果を生むことが期待されています。

新たな展開に向けて

今後は、両社が持つリソースを駆使して、新たなマーケティングソリューションの開発に挑戦します。ジオテクノロジーズの社長、八剱洋一郎氏は、shiroiroのマーケティングプロセスの知見がジオテクノロジーズに新たな価値をもたらすと強調しました。また、shiroiroの臼井力氏も、グループ化を通じて提供 valueの拡大を確信し、企業としての発展を目指す意向を示しています。

両社は、各自の得意分野を融合させることで、法人向けマーケティング支援の新たな地平を切り開くことに全力を注ぎます。デジタル広告と位置情報データの組み合わせは、企業にとって市場での競争優位性を高める要因となるでしょう。今後の展開に目が離せません。