株式会社WHERE(東京都港区)は、新たに入退セキュリティ管理システム「EXGatekeeper」に新機能を追加しました。この新機能では、来訪者予約受付システム「APOTORO®」との高い連携性を持つデバイス「SAFR-SCAN」を導入し、QRコードの読み取りを可能にしました。これにより、顔認証やICカード認証と合わせたマルチ認証が実現し、セキュリティの強化だけでなく、来訪者の利便性も向上します。
新デバイスの開発背景には、企業の多様なニーズがありました。市場調査や実際のお客様へのヒアリングから、複数の認証方法を求める声が多く寄せられていましたが、そのために必要なシステムや端末の数が増え、コストや運用面での負担が大きくなっていました。その結果、導入を断念する企業が多く見受けられました。
そこで、「EXGatekeeper」はさまざまな認証手段を一台のデバイスで実現することを目指しました。具体的には、従業員が顔やICカードで、来訪者がQRコードを使って、清掃員や警備員がICカードを使うなど、複数の認証方法を統合して、効率的かつ効果的に対応できるシステムを提供します。これにより、接続機器の数を削減し、故障のリスクも軽減。また、コストを大幅に抑えることにも成功しています。
新機能の一つの大きな特長は、ASOTORO®との連携によるスマートな受付管理システムです。これにより、来訪者の予約からQRコード発行までを一元的に管理でき、運用が非常にスムーズになります。入館や入室のプロセスをスマートに進化させることで、企業の受付業務が大きく変わることでしょう。
EXGatekeeperは、これからも進化を続け、オフィスソリューション(EXOffice)など他のシステムとの連携を強化していきます。また、スマートビルディングのソリューション開発においても、IoTインフラや生成AI、ロボット技術、AI設備制御などを取り入れて、より効果的なサービス提供を行う予定です。
さらには、2025年9月10日から12日まで幕張メッセで開催される「総務・人事・経理WEEK【秋】/ ワークプレイス改革 EXPO」に出展します。このイベントでは、「EXGatekeeper」や「EXOffice」の使用方法や活用事例を具体的に紹介する予定です。
入退セキュリティ管理ソリューションとして注目の「EXGatekeeper」は、多様な認証機能を一台で実現し、ノンストレスなセキュリティ管理を強化。サブスクリプション形式での提供により、企業に合わせたプランを柔軟に提案しています。また、スマートオフィスソリューション「EXOffice」も併せて提供し、オフィス環境の改革に寄与するソリューションとして選ばれています。
今後も、株式会社WHEREは、最新技術を取り入れたサービスを提供し続け、ビジネスや社会インフラに貢献していく予定です。新たな時代のスマートビルディングを実現するために、これからの展開にもぜひご期待ください。