大阪発Re.BooooN!、規格外「ぶどう山椒」に光を当てる！新発想の調味料で食卓に革命

規格外の「ぶどう山椒」に新たな息吹！Re.BooooN!が贈る革新的な調味料で食卓に彩りを

食品ロスが社会的な課題として注目される現代において、一歩踏み込んだ解決策を提案するブランド「Re.BooooN!(リブーン)」から、和歌山県が誇る特産品「ぶどう山椒」を主役とした画期的な新商品が登場しました。2025年5月29日より発売される「かけて食べるぶどう山椒醤油麹」と「かけて食べるぶどう山椒塩麹オイル」は、流通から外れがちな「規格外」のぶどう山椒に新たな価値を与え、私たちの食卓に豊かな風味と社会貢献の喜びをもたらします。

和歌山県で育つ「ぶどう山椒」は、その名の通りまるでぶどうの房のように実がつき、山椒の中でも特に香りが高く、粒が大きく肉厚であることが特徴です。その芳醇で華やかな香りは「和のスパイスの王様」と称され、多くの料理人から高い評価を受けています。しかし、この香り高き山椒の実も、そのほとんどが粉末や乾燥加工品として流通し、フレッシュな実のまま活用できる販路は極めて限られています。さらに、形やサイズの不揃いといった「規格外品」は、品質には問題がないにも関わらず、市場での需要に結びつかず、廃棄されてしまうケースが後を絶ちません。年間約200万トンにも及ぶとされる野菜や果物のフードロスは、日本の食糧問題における深刻な現実を示しています。

この「もったいない」現状に対し、株式会社トリプルバリューが手掛ける「Re.BooooN!」は、まさに「再生（Re-born）」の理念を掲げて立ち上がりました。彼らの商品開発の原点にあるのは、「実のままのぶどう山椒を、もっと手軽に、もっと自由に味わえる形にしたい」という強い想いです。提携農家から届く山椒は、その鮮度を保つために一粒ずつ手作業で丁寧にもぎ取られ、香りと食感を最大限に活かすよう細心の注意を払って加工されます。これは、単なる食品加工に留まらず、生産者の丹精込めた努力と、山椒が本来持つ豊かな恵みを無駄にしないという、深い敬意の表れです。

今回発売される2つの新商品は、その名称からも「山椒を主役として味わう」という新しい食体験を提案しています。調味料として料理に「添える」だけでなく、山椒そのものの風味と旨みを存分に楽しむための工夫が凝らされています。

一つ目の「かけて食べるぶどう山椒醤油麹」は、発酵の力で引き出された醤油麹の深い旨みに、爽やかな辛みと奥行きのあるぶどう山椒の香りが融合した逸品です。この調味料をひと匙加えるだけで、白ごはんが格別の味わいに昇華し、冷ややっこや焼き野菜、厚揚げといったシンプルな料理も、ピリリと心地よい刺激と豊かな香りで、驚くほど風味豊かに変貌します。忙しい日々の食卓に、手軽にプロの味と和のスパイスの奥深さを加えることができます。鶏の照り焼きや炒め物の仕上げに使うのもおすすめです。

そしてもう一つ、「かけて食べるぶどう山椒塩麹オイル」は、香り高いぶどう山椒とまろやかな塩麹を、厳選されたオリーブオイルで優しく包み込んだ調味オイルです。透明感のあるオイルの中に、山椒の鮮やかな緑が美しく映え、食卓を華やかに彩ります。サラダやカルパッチョ、グリル料理にかけるだけで、いつもの一皿が地中海と日本の風味が融合したような、洗練された逸品へと生まれ変わります。蒸し野菜や根菜、焼き魚やグリルチキンのソースとしても抜群の相性を見せます。これらの商品は、どちらも4大添加物不使用の無添加にこだわり、素材本来の美味しさと安心・安全を追求しています。

「Re.BooooN!」は、年間約200万トンもの農作物が規格外という理由で廃棄される現状に対し、具体的な行動で立ち向かっています。彼らは、品質に問題のない規格外の農作物を適正な価格で買い取り、熟練の職人の手によって、無添加のフルーツバターやジャム、そして今回のぶどう山椒調味料のように、魅力的な加工品へと生まれ変わらせています。この取り組みは、単に食品ロスを減らすだけでなく、生産者への正当な対価を保証し、消費者が「美味しく、楽しく」商品を選ぶことが、結果として社会課題の解決につながるという、新しい消費の形を提案しています。「Well-Food（ウェルフード）」という彼らの目指す世界は、食を通じて心身の健康と社会貢献を両立させる、持続可能な未来への架け橋となるでしょう。

株式会社トリプルバリューが本社を構える大阪市淀川区には、Re.BooooN!の実店舗「sustainable place Re.BooooN!」も存在し、商品の購入はもちろん、ブランドの理念や取り組みを直接感じられる場所となっています。オンラインショップも充実しており、全国どこからでも彼らの情熱が詰まった商品を手に取ることができます。

Re.BooooN!の「ぶどう山椒」新調味料は、単なる新しい味覚体験に留まりません。それは、忘れられがちな食材に再び命を吹き込み、生産者の想いを食卓に届け、そして持続可能な社会の実現に貢献する、まさしく「再生」の物語そのものです。この一匙が、あなたの食卓に小さな発見と、大きな社会貢献の喜びをもたらしてくれることでしょう。