結果を出す組織
2021-08-18 15:17:05

「結果を出す」組織への道を示す新刊『パフォーマンス・ラーニング』の全貌

結果を出す組織への道を示す新刊『パフォーマンス・ラーニング』



2023年8月25日に発行された『パフォーマンス・ラーニング』は、日本企業が抱える生産性の問題を解決するための新たなアプローチを提案しています。著者は、UMUのCEOであるドングショ―・リー氏。この書籍では、特に組織の「学び」を変えることが、日本経済にとって極めて重要であると訴えています。

日本の生産性問題とその背景


日本の生産性が50年以上も低迷しているのは、組織の学びに関する意識と体制に起因しています。日本生産性本部のデータによると、2019年の労働生産性はOECD加盟37か国中21位にとどまっており、その状況は半世紀以上にわたり横ばいです。このような中で、本書では生産性向上のための具体的な方法が提案されています。

デジタル化が生み出す新たな学びの形


新型コロナウイルスの影響で企業内の学習が加速した結果、デジタル化が進み、テクノロジーの活用がこれまで以上に重要になってきました。しかし、単にデジタル化を進めるだけでは生産性向上には繋がりません。テクノロジーと教育学に基づく学習理論が融合し、社員の「効果」「効率」「体験」を高めるためのノウハウが求められています。これがパフォーマンス・ラーニングの根幹です。

経営層への明確なメッセージ


著者は、経営層や人事、事業責任者、そして人材育成に関わるすべての人々にこの本を読むことを強く勧めています。特に、「人の質」が企業成長の鍵となる現代において、学びの質の変革は必須です。本書は、他社との差別化を図るための戦略を提供しています。

UMUの成功事例


本書では、U MU(ユーム)の導入企業の成功事例が紹介されており、多くの著名企業がこのプラットフォームを使って成果をあげています。富士通、パナソニック、日本生命など、著名な企業が参加し、その効果を実証しています。また、UMUは「HRテクノロジー大賞」においてイノベーション賞を受賞するなど、高い評価を得ています。

本書の主な内容


本書では以下のテーマが取り上げられています:

  • - 学び方を変えることで生産性向上
  • - 業績アップを遂げるパフォーマンス・ラーニングの実践
  • - 効果的な新入社員研修の手法
  • - セールス・イネーブルメントの導入
  • - スピード、効果、スケールを兼備した研修設計の必要性

これらのテーマは、まさに現代の企業が直面する課題を解決するための道筋を示しています。

著者プロフィール


著者のドングショ―・リー氏は、過去にGoogleでトレーナーとしての経験を積み、2015年からUMUを立ち上げた実業家です。同社は世界中で100万社以上の企業に導入されており、教育現場でも広く使われています。パートナーの片桐康宏氏も人材育成の専門家として、UMUのコンセプトを広めています。

このように、学びを変えることで生産性を向上させるための具体的な手法が詰まった『パフォーマンス・ラーニング』は、企業成長を目指すすべての人々にとって必読の一冊です。

会社情報

会社名
株式会社フローラル出版
住所
東京都練馬区石神井町4丁目12番37-311号
電話番号

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