最新のWeb脅威に立ち向かうためのウェビナー
最近、ECサイトを含む多くのWebサービスがサイバー攻撃にさらされています。具体的には、個人情報の漏洩やクレジットカードの不正利用といった問題が急増しており、このリスクはもはや「有名サイトだけのもの」ではありません。実際、国内の大手企業でも攻撃が報告されており、これは深刻な事態です。
Barracudaの調査によると、AWS上で構築されたWordPressはわずか5分後に初回の攻撃を受け、140時間の間に2,326件の攻撃が確認されています。これらは55か国から発生しており、そのほとんどがHTTP経由です。そんな状況の中、SQLインジェクションやXSSなど、アプリケーション層を狙う攻撃が増加しており、OWASPが定める「トップ10」に含まれる脆弱性やDDoS攻撃、APIの悪用など、多様な手法が利用されています。
WAF導入の推奨
2023年3月には、経済産業省とIPAが「ECサイト構築・運用セキュリティガイドライン」を発表し、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の導入が推奨されました。さまざまな企業がWAFを導入し、Webセキュリティを強化する傾向が高まっています。
ただし、顧客からのセキュリティ相談が増えているにもかかわらず、リセラーやSIer(システムインテグレーター)による専門的な対応や運用支援が難しいという現実があります。特に多くの企業がクラウドに移行する中、セキュリティ運用に関する一体的な提案の重要性が迅速に増しています。
しかし、WAFの運用には設定、監視、ログ分析、証明書の更新など多くの専門知識とリソースが必要です。これによって担当者の負担が大きくなることも事実です。また、顧客側でも「自分たちは小規模だから問題ない」と思い込んでいる場合が多い一方、実際には無差別攻撃の標的となり、対策の必要性は認識しているものの、リソースや予算が制約となっているケースが多いです。
WAF運用の課題と成功のポイント
サイバー攻撃が年々巧妙化し、多様化する中で、WAFは有効な対策手段となり得ますが、運用には多くの工数が求められます。本ウェビナーでは、特に中小・中堅企業をターゲットにしたセミナーを開催し、WAF運用における注意点や成功のためのポイントを解説します。Barracudaの「Managed WAF」を通して、限られたリソースの中でも高いセキュリティレベルを維持できる方法や、運用負荷を軽減するための実用的な対策を詳しくご紹介します。
特に中堅・中小企業向けに設計されたBarracuda WAFは、エンタープライズグレードの保護性能を持ちながらも、導入しやすい価格体系を誇っています。自社でWebセキュリティ対策を維持することは、現実的には難しいため、WAF運用の最適解によって、運用担当者の負担を最小限に抑えるアプローチを議論する機会となります。ぜひ、このウェビナーにご参加いただき、最新のセキュリティ対策についての知見を広げてください。
概要
- - 主催: バラクーダネットワークスジャパン株式会社
- - 協力: 株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社
- - 開催日程、参加方法など、詳細はウェブサイトでご確認ください。
今後もマジセミでは「参加者に役立つ」ウェビナーを開催予定です。過去のセミナーの資料や他の募集内容は、ぜひこちらでご覧ください。