Shippioと協和海運が日本DX大賞2025で大賞を受賞
国際物流のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する株式会社Shippioと協和海運が、「日本DX大賞2025」の事業変革部門で栄えある大賞を受賞しました。この受賞は、両社が協力し、物流業界の課題解決に向けた革新的な取り組みを行った成果を評価されたものです。
日本DX大賞とは?
この賞は、デジタル技術を駆使して社会やビジネスの課題を解決し、持続可能な成長を実現する取り組みを表彰するアワードです。特に重要なのは、単なる技術の導入に留まらず、組織の在り方や社会の構造そのものを変革することを目的としている点です。2025年には、158件の応募があり、日本全国のDX推進を加速させるための取り組みが次々と発表されています。
Shippioと協和海運の取り組み
Shippioは、2022年にM&Aした協和海運と共に、輸出入量の増加と生産性の向上を図る取り組みを行ってきました。通関業務は、貿易において不可欠な手続きですが、高い専門性が求われるため、効率化が急務とされています。この課題に対し、両社はそれぞれの強みを活かし、新たな貿易DXサービスを開発。
その結果、取扱量はなんと6倍に増加し、従業員数はそのままの状態で業務を完結できる生産性の向上に成功しました。さらに、DXの実践により、業務状況の把握や共有が容易になり、トラブルの削減や顧客満足度の向上にも寄与しています。
(DX大賞プロジェクト担当 西藤、Shippio代表 佐藤、協和海運DX推進担当 松本)
受賞の意義
Shippioのブランドコミュニケーション室の室長、 西藤健司さんは「このたび、日本DX大賞にて大賞を受賞できたことを大変光栄に思っています」とコメントしています。国際物流や通関業務が抱える課題には多くの企業が関心を寄せており、今回の受賞はその取り組みに光を当てたものとして評価されています。
西藤さんはさらに「この経験を活かし、業界全体の前進に貢献することが私たちの使命だと考えています」と述べています。これからも、Shippioは国際物流をアドバンストに進化させるべく、挑戦を続けていくことを誓います。
今後の展望
今秋には、Shippio PlatformにおいてAIを活用した新たな通関プロダクトの提供が予定されています。この新しいサービスは、さらなる業務の効率化や顧客向けの価値向上に繋がると期待が寄せられています。
会社情報
株式会社Shippio
所在地: 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング15階
設立: 2016年6月
URL:
Shippio公式サイト
協和海運株式会社
所在地: 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1オーシャンゲートみなとみらい 8F
設立: 1960年2月23日
URL:
協和海運公式サイト
この受賞は、両社の未来への明るい展望を象徴しており、国際物流業界の変革に向けた重要なステップとなることでしょう。数々の企業が抱える問題を解決するための取組みが進む中、Shippioと協和海運の挑戦が今後どのように広がっていくのか、注目が集まります。