ティアフォーが提携
2025-12-17 12:06:11

ティアフォー、台湾Turing Driveとの資本提携で自動運転技術を加速

自動運転革命に踏み出したティアフォーとTuring Drive



株式会社ティアフォーが、台湾の自動運転スタートアップTuring Driveに出資し、資本業務提携を果たした。この提携は、自動運転技術のさらなる発展と、アジア地域での事業展開を目指すものだ。

ティアフォーは、自動運転用のオープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を手がけ、安全で信頼性の高い自動運転技術の社会実装を進めてきた。特に、様々な環境下での実証実験を重ね、工場内での無人搬送サービスや、自動運転バスの導入など、多様なプロジェクトに取り組んでいる。また、同社が開発した「Pilot.Auto」は、柔軟性のある自動運転ソフトウェアプラットフォームとして注目されている。

一方のTuring Driveは、台湾を拠点に、自動運転技術の開発を進めている。彼らは、空港や港湾などの閉鎖されたスペースでの自動運転システムに strengths を持っており、2024年9月にはThe Autoware Foundationへの加盟を予定している。これは、Turing Driveが自社の技術をさらにブラッシュアップし、世界的なネットワークでの展開を加速するためのものだ。

提携の意義と未来


今回の提携によって、ティアフォーはTuring Driveの技術的な知見を活用し、自社の「Pilot.Auto」技術開発を進める。これにより、閉鎖空間や低速領域においても自動運転が円滑に実装されることが期待されている。

ティアフォーの代表取締役である加藤真平氏は、「Turing Driveとの提携は、自動運転技術の民主化を進める重要なステップ」だと語る。彼のビジョンは、アジア地域における自動運転の社会実装を加速させ、さらには持続可能なモビリティ社会の実現を目指すものだ。

Turing Driveの会長であるHubert Chen氏も、今回の提携を歓迎しており、台湾での自動運転導入が進む中、両社が協力すれば、より安全で効率的なモビリティサービスが実現する見込みだと強調している。

ティアフォーの技術と展望


株式会社ティアフォーは、自動運転の民主化を目指し、オープンソースである「Autoware」プラットフォームを基盤に様々な業界と連携を図っている。その取り組みとして、教育事業や、自動運転システム開発キットの販売などにも力を入れている。また、多様な技術とエコシステムを構築することで、持続可能な社会の実現に寄与する姿勢を示している。

今後もティアフォーは、Turing Driveとの提携を通じてさらなる技術革新を目指し、自動運転システムの実用化に尽力する。アジア地域はもちろん、日本市場における事業展開にも期待が寄せられる。


会社概要



株式会社ティアフォー


  • - 所在地: 東京都品川区
  • - 設立: 2015年12月
  • - 事業内容: 自動運転プラットフォームの開発、ウェブサービス開発、技術教育など

Turing Drive


  • - 本社: New Taipei City, Taiwan
  • - 特色: 特殊車両向け自動運転技術を専門としており、アジア市場において存在感を示している。

広報に関するお問い合わせはメールで受け付けています。自動運転に関心のある方やビジネスパートナーを募集中です。これからの自動運転の未来に期待が高まる中、ティアフォーの取り組みから目が離せない。


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会社情報

会社名
株式会社ティアフォー
住所
東京都品川区北品川1-12-10ジャコムビル
電話番号

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