中小M&Aの未来を探る! 第4回年次シンポジウムが開催決定
2025年11月11日、京都大学と神戸大学が共同で第4回年次シンポジウム「中小M&A取引に関する研究報告~本格化するアカデミックと実務の融合~」を開催します。このシンポジウムは、中小企業のM&Aをテーマにした初の共同開催となり、産学連携が実を結ぶ場となります。
シンポジウムは、京都大学経営管理大学院の寄附講座と、神戸大学大学院経営学研究科内の中小M&A研究教育センターの共催によって行われます。M&Aに関心を持つ学生や研究者、経営者など、幅広い参加者を迎え、実務と学術の融合を図ることを目的としています。
開催概要
- - 日時: 2025年11月11日(火)14:00~18:00(開場13:30)
- - 会場: 京都大学国際科学イノベーション棟5Fシンポジウムホール(吉田キャンパス)
- - 参加費: 無料
- - 参加登録締切: 11月4日(火)
ハイブリッド形式での開催も予定されており、オンラインでの参加も可能です。参加人数には制限があるため、早めの登録をおすすめします。
プログラム内容
シンポジウムは、開会の挨拶から始まり、産学連携の活動報告を行います。注目の講演内容には、我が国の非流動性ディスカウントに関する実証研究や、未上場企業のM&A取引価格決定要因に関する実証分析が含まれています。これは、M&Aに関する理論や実務の最新情報を学ぶ貴重な機会となります。
また、家族企業の買手選択や中小企業庁の取り組みについての報告もあり、参加者は今後のM&A市場における戦略的な視点を得ることができます。
特に、近年中小企業のM&Aは、日本経済において重要なテーマとなっています。人口減少や経営者の高齢化など、多くの課題を抱える中小企業にとって、M&Aは新たな成長戦略の一環として注目されています。しかし、多くの中小企業のM&Aは公表されていないため、学術的な研究も進んでいないのが現状です。
そうした背景の中、株式会社日本M&Aセンターホールディングスは2022年に神戸大学と提携し、中小M&Aに関する研究を深めるための産学連携協定を結びました。同研究センターでは、専門的な講義や共同研究を通じて中小M&Aの理解を深め、実務に役立つ知識を提供しています。
今後、2024年4月には新たに京都大学経営管理大学院との連携も強化される予定で、M&A研究学会の設立も検討されています。これにより、より多角的なアプローチから中小企業M&Aの研究が進むことが期待されます。
参加申し込み
興味のある方は以下のリンクから参加申し込みを行ってください。
参加申し込みリンク
中小企業M&Aの未来を探るこの貴重な機会を、ぜひお見逃しなく!