ソフトブレーンが提供する新たな連携アプリ
ソフトブレーン株式会社が、顧客管理ツール「eセールスマネージャー」とビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」間の連携を可能にするアプリを発表しました。この連携により、企業は顧客とのコミュニケーションをスムーズに行うことができ、顧客接点を強化する手助けとなります。
LINE WORKSとは
LINE WORKSは、LINEが企業向けに展開しているコミュニケーションツールで、一般消費者向けのやり取りを円滑に行える機能を持ちながらも、法人利用に適した管理機能や高いセキュリティも備えています。このため、多くのBtoC企業での顧客とのコミュニケーションに貢献しています。
連携の実現
今回の連携は、株式会社テクノロジーズが開発した「Circle」というプロダクトを介して実現しました。これにより、eセールスマネージャーに登録された顧客へのLINEを通じたメッセージ送信が可能になります。顧客情報の一元管理が実現することで、企業は効率的にマーケティング活動を行うことができます。
具体的な機能
この連携アプリの提供により、以下の具体的な機能が利用可能になります。
1.
アドレス帳データの自動連携: LINE WORKSで収集した顧客の連絡先をeセールスマネージャーに自動で取り込むことができ、名寄せも行われます。
2.
メッセージ配信機能: eセールスマネージャーを使用して、選定した顧客層に対してメッセージを作成し、一斉にLINE WORKSを通じて配信することが可能です。これにより、購買状況に応じた適切なコミュニケーションが実現します。
3.
トークルームのリンク: 顧客の詳細情報画面から、直接LINEのトーク画面を開くことができ、必要な情報を確認しながら会話を行うことが可能となります。
本サービスの背景
近年、BtoC企業においては、顧客とのコミュニケーションを行うツールと、その情報を管理するツールはしばしば別々のソフトウェアを使用しているため、情報の分断が生じていました。この問題を解決するために、ソフトブレーンはCRM/SFAとコミュニケーションツールの統合を目指しこの連携アプリを開発しました。
今後の展開
このアプリは「esm linkage」と名付けられたアプリストアからダウンロードでき、ユーザーは簡単な設定を行うだけで連携を開始できます。また、今後も新たな連携アプリが追加される計画があります。
結論
ソフトブレーンの新たな取り組みにより、CRM/SFA「eセールスマネージャー」とLINE WORKSの連携が実現しました。これにより、企業のBtoCマーケティングと顧客コミュニケーションのクオリティが向上し、営業効率を高める期待が高まっています。今後、より多くの企業がこの連携を取り入れることで、さらなる業績向上が見込まれるでしょう。