酒どころ福島の新たな宝、福粕花の誕生
福島県が誇る新ブランド牛『福粕花(ふくはっか)』が、ついに市場デビューを果たしました。このブランド牛は、福島特産の酒粕を餌にして育てられた牛肉で、柔らかさと脂の甘味が特長です。
デビューイベントの様子
12月9日(月)に開催されたデビューイベントには福島県知事の内堀雅雄氏やJA福島五連会長の管野啓二氏、さらに地元出身のお笑い芸人あばれる君も登場しました。彼は新ブランドの魅力を伝え、歓声を上げてその味わいを絶賛しました。「本当に甘くて美味しい!もっと食べたい!」と声を震わせつつ、皆に『福粕花』を強く勧める姿は忘れられません。
酒粕を食べた牛の特徴
『福粕花』は、福島の多くの酒蔵で作られた酒粕を餌に与えることで、肉質を向上させています。酒粕は高たんぱくで発酵食品、牛の健康を促進し、より豊かな旨味を生み出します。それに加え、この肉の日本農業での評価も高く、肉質等級は和牛の最高ランクである5等級を誇っています。
福粕花の由来
ブランド名の『福粕花』は、一般公募で選ばれたもので、応募総数は3,422点にものぼります。この名称は、福島の持つ美しい自然と、その地で生まれる上質な牛肉を象徴するために選ばれました。日本酒が誇る華やかさが訴求され、酒粕の甘味とともに、県のもつ誇りを表現しています。
ロゴデザインとそのメッセージ
ロゴデザインは福島県のクリエイティブディレクター・箭内道彦氏によるもので、白い花に牛のシルエットがデザインされています。このデザインは、該当地の酒と牛肉の素晴らしさをシンプルかつ印象的に表現しています。「ふくしまプライド。」を象徴するこのブランドは、県内外への認知拡大を目指しています。
市場デビューを祝うイベント
デビューイベントでは『福粕花』の試食会やトークセッションも実施され、参加者はその味わいを実際に体験しました。また、来場者対象の抽選会では、福島県産ブランド米や焼き肉のたれなどが当たる企画も行われ、盛況のうちに幕を閉じました。
今後の展開
福島牛『福粕花』は、今後も様々なキャンペーンを通じて認知度を高めていく計画です。地元の生産者と連携し、特別メニューや販促イベントを展開していきます。さらには、首都圏でも取り扱い予定で、全国的なファンづくりを目指しています。
食べて美味しさを実感したい方は、ぜひ福島県内の売り場やレストランへ足を運んでみてはいかがでしょうか。新たなおいしさ『福粕花』、その魅力をあなた自身で体験してください!
福粕花 公式HP