「然土」海外進出
2025-05-26 16:59:25
松竹梅白壁蔵が誇る新日本酒「然土」の海外進出と発表イベント
松竹梅白壁蔵「然土」の海外展開
2025年7月、宝酒造インターナショナル株式会社が新たなステージへ進出します。松竹梅白壁蔵ブランドの一部である新しい日本酒「然土(N・end)」が、ついに海外市場に向けてその門戸を開きます。この商品は、豊かな味わいと香りの奥深さが特徴で、多くの日本酒愛好者から支持を受けています。特に、滋味深い米の旨みを引き出すためにこだわった製法は、飲む人の心をしっかりと掴むことでしょう。
プレミアムな日本酒の象徴とされる「然土」は、2023年に国内限定で販売され、その後の成功を経て、ついに国際市場への輸出が始まります。この新しい商品は、2025年7月8日にロンドンで開催される特別イベント「The Launch of N・end Sake-Masterclass by Kenichi Ohashi MW and Luncheon」にて正式に発表される予定です。このイベントでは、日本酒の専門家であり、世界的な知名度を有する大橋健一マスターオブワインが登壇し、日本酒の魅力を詳しく語る予定です。
「然土」の製造とその特色
松竹梅白壁蔵「然土」は、その製法においても特異点があります。製作には「生酛(きもと)造り」という伝統的な技術が採用されており、これは米の旨みを最大限に引き出すことを目的としています。精米歩合や仕込みのレシピは、その年の新米の状態に応じて細かく調整され、厳選された環境に最適な微生物を使用して醸造されています。このような取り組みが、他の日本酒とは一線を画す深い味わいを生み出すのです。
使用される原料米は、兵庫県西脇市で採れる最高級の「山田錦」。更に、宝酒造は専業農家と協力し、この米の品質を改善するための努力も行っています。その過程では、環境への配慮も徹底されています。例えば、稲作時に発生するメタンガスを最大で90%も削減する工夫が凝らされており、これにより持続可能な農業が実現されています。このようにして育てられた米は、製造過程でその本質的な旨みを引き出し、最終的には豊かな味わいの日本酒になります。
結びに
「然土」という商品名には、自然からの恵みに感謝し、土づくりを重視する農業への想いが込められています。また、N・end(Never・end)という名は、日本酒の未来への挑戦を決して終わらせないという信念を示しています。2025年に発表される「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」において「然土」がゴールドメダルを受賞したことも、その高い評価の証と言えるでしょう。
2024年には「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産にも登録され、日本酒への関心は高まっています。それを受け、松竹梅白壁蔵はさらにグローバル展開を進め、世界中の人々に日本の食文化を伝えていく計画です。「Smiles in Life ~笑顔は人生の宝~」というビジョンの下、日本酒とともに豊かな食生活を提供し、国境を越えて笑顔を広げていくことでしょう。盛り上がる海外市場に、日本酒の新たな魅力を発信するこの取り組みは、多くの人々を魅了すること間違いありません。
会社情報
- 会社名
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宝酒造インターナショナル株式会社
- 住所
- 電話番号
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