ファルス株式会社が海外マイクロファイナンスへ出資を拡大
ファルス株式会社がマイクロファイナンス事業を拡大
2020年2月に設立されたファルス株式会社は、近年の事業拡大に伴い、グループ企業への追加出資を実施しました。特に、カンボジア、ミャンマー、ケニアのマイクロファイナンス市場に焦点を当て、持分法適用会社としての位置づけを強化していく方向です。
追加出資の詳細
ファルス株式会社は、以下の企業に対して、グループ企業として資本出資を行いました。これにより、国際的なファイナンス分野でのプレゼンスを大幅に強化しています。
1. JC FINANCE PLC.
カンボジアに本社を置くJC FINANCE PLC.に対して、ファルスは7月31日と10月31日に合計で125万ドルの出資を行いました。この出資により、JC FINANCEの資本金は625万ドルに達し、持分法適用会社としての地位を確立しました。JC FINANCEは、主に稲作農家をサポートするローンを提供し、Agri-Fintechの分野で独自の技術を導入しています。
2. ワラム株式会社
次に、東京都に本社を持つワラム株式会社にも出資しました。12月25日付で、同社への第三者割当増資として1億円を引き受けました。これにより、ワラムは持分法適用会社となり、ミャンマーでのマイクロファイナンス事業を効率化し、社会的な課題の解決、特に女性の経済的自立を目指します。
3. 株式会社HAKKI AFRICA
最後に、神奈川県鎌倉市に本社を持つHAKKI AFRICAにも出資しました。同じく12月25日付で3014万円を受け入れ、国内外のタクシードライバーに対する融資を拡大する運営を行います。この動きは、車両所有の促進を通じて現地の経済活性化を図ります。
ファルスの企業理念
ファルス株式会社の理念は、未利用資金の有効活用により全人類に持続可能な幸福をもたらすことです。社名の由来は胡蝶蘭の花言葉に由来し、仲間と共に幸福を広げることを目指しています。
海外展開の意義
このような資本補強は、ファルスの国際的な展開を強化するだけでなく、各国の地方経済や人々の暮らしにも大きな影響を与えます。特に、SDGsの達成に向けて、教育や貧困の問題に取り組む姿勢は、企業の持つ社会的責任として重要視されています。
ファルス株式会社は、今後も国内外の金融関連企業への投資を通じて、持続可能な社会の実現に向けて邁進していく所存です。事業の成長が地域貢献に繋がるような取り組みを継続していくことで、新しい価値を創造していきます。
会社情報
- 会社名
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ファルス株式会社
- 住所
- 東京都千代田区飯田橋三丁目2-6フィル・パーク飯田橋3階
- 電話番号
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03-6810-9779