freeeが創造する新たなビジネス環境
フリー株式会社(東京都品川区)は、AIを活用した新しいコンセプト「統合flow」を発表しました。この取り組みは、スモールビジネスの経営を進化させることを目的としており、今後のビジネス環境を大きく変える可能性を秘めています。
freeeは2012年の創業以来、一貫して「スモールビジネスを、世界の主役に。」というビジョンのもと、プロダクトの開発を行っています。昨年発表された「統合flow」は、業務プロセスをスムーズに運営するためのフレームワークであり、Work flow、Communication flow、Data flowの3つの要素で構成されています。このフレームワークを基盤に、AIの力を組み入れることで、今まで以上に高いレベルの統合体験を提供していきます。
AIエージェントの導入
このプロジェクトの具体的な第一歩として、freeeのAIエージェント「freee AI(β版)」が登場しました。このエージェントは各プロダクトに組み込まれ、ユーザーの日々の業務を滞りなく遂行できるようサポートします。特に、2025年5月14日よりこのエージェントの申し込み受付が開始され、今後のビジネスシーンにおいて多くの変化をもたらすことでしょう。
新サービスのラインナップ
freeeは今回の発表に合わせて、AIを活用したさまざまな新サービスも展開します。以下にその一部を紹介します。
まほう経費精算
この機能では、上司とのチャット内容を自動的に解析し、事前申請を行います。申請者は経費の利用予定日に通知を受け取り、領収書を撮影するだけで、経費申請が簡単に行えるようになります。この仕組みにより、申請漏れや不備を減らし、経理担当者の負担を軽減します。
AI年末調整アシスト
この機能では、従業員が書類をカメラで撮影するだけで、年末調整時の記入がサポートされます。AIが自動で必要な情報を入力し、年度違いのエラーも検知してくれます。この仕組みは、従業員が自分自身のミスに気づきやすくし、正確な情報をもとに業務を進める助けになります。
AIチャット請求
請求書発行の手間を軽減するこの機能では、AIが取引先ごとの納品書を分析し、自動で未発行請求書を特定します。合算請求書の作成を瞬時に行えるため、計算ミスや漏れを防ぎ、経理業務の効率化にも寄与します。
AI勤怠チェッカー
勤怠の不備を洗い出し、従業員への修正依頼を自動で行うこの機能は、勤怠の管理を大幅に簡略化します。指示を出すだけで不備のリストアップから修正の依頼までを行います。
AI工数マネージャー
業務時間の分析をAIが行い、生産性を向上させるための提案をします。どの業務が効率的であるかを把握し、チーム全体のパフォーマンスを高める支援をします。
今後の展望
フリー株式会社は、「統合flow」とAIの組み合わせによって、スモールビジネスに新たな価値を提供することを目指しています。これにより、バックオフィス業務の効率化のみならず、経営のパートナーとしても進化し続けます。今後のサービス展開が非常に楽しみです。
会社概要
- - 会社名: フリー株式会社
- - 代表者: CEO 佐々木大輔
- - 設立日: 2012年7月9日
- - 所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
- - ホームページ: freee公式サイト
freeeは、スモールビジネスを支援するための統合型経営プラットフォームを提供し続け、今後とも成長を続けることでしょう。