物流車の走行試験
2026-01-06 13:29:51

太陽光発電を活用した低温物流車の実車走行試験が開始

革新的な物流の未来に向けた一歩



神奈川県相模原市で、株式会社PXPと東プレ株式会社が共同開発した太陽光パネルを搭載した低温物流車が、実車による走行試験を開始しました。この取り組みは、2050年までの脱炭素社会の実現を目指す神奈川県のプロジェクトの一環として進められています。実際に運用可能な物流システムとしての可能性を探るための重要なステップです。

低温物流の需要



低温物流は、食品や医薬品などの品質を維持するために欠かせないインフラです。しかし、これまでの物流システムは多量のエネルギーを消費し、環境に負荷をかけてきました。この課題に対する解決策が、新たに開発された太陽光パネル搭載の低温物流車です。この車両は、薄型のカルコパイライト型太陽光パネルを使用しており、走行中に太陽光を効率的に電気に変換し、その電力を冷凍機の動力源として活用します。これにより、運用コストの削減とともにCO2排出量の削減も期待できます。

実証試験の内容



この走行試験では、市街地を含む様々な物流オペレーションを想定し、走行中または停車時の太陽光発電量、冷凍機への電力供給の状況、さらには燃料消費量の削減効果などを詳細に検証します。試験結果は、太陽光発電を活用した物流間の実用性や導入効果を評価するための貴重なデータとなるでしょう。

目指す未来



このプロジェクトの最終的な目標は、太陽光パネル搭載低温物流車の実用化です。そのため、まずは初期段階のデータ収集と分析を行い、実用化に向けた運用モデルを確立することを狙っています。また、得られた知見を元にさらなる発電効率の向上を図り、低温物流システムの高効率化を進めていく予定です。これにより、物流分野における持続可能な発展を促進していくことが期待されています。

企業の役割



PXPと東プレは双方の技術的強みを活かし、協力しながらこのプロジェクトを加速させています。PXPは、軽くて曲がる次世代太陽電池の研究開発を進めており、その技術力をプロジェクトにインパクトを与えています。一方、東プレは長年の経験に基づく塑性加工技術を駆使しており、高精度の部品製造に貢献しています。

地域に根ざした取り組み



このプロジェクトは、相模原市内の企業による連携の成果でもあります。このような地域に根ざした共同開発が、持続可能な社会の構築に貢献することが期待されています。今後も両社は、低温物流技術の開発を積極的に進めていくと共に、物流業界全般におけるグリーントランスフォーメーションを推進し、持続可能な未来を築く使命を持っています。

まとめ



太陽光パネル搭載型低温物流車の実証試験は、持続可能な社会へ向けた一歩です。今後、この取り組みがどのように進化し、物流業界においてどのような影響を与えるのか、注目が集まります。環境への配慮とともに、効率的な物流を実現する新たな可能性を秘めたこのプロジェクトの行方に目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社PXP
住所
神奈川県相模原市中央区東淵野辺4-26-9
電話番号

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