EMLinkの新機能「コネクト」
株式会社設備保全総合研究所が提供する工場・インフラ向けの設備保全クラウド「EMLink」に、待望のデジタルツイン機能「コネクト」が全プランに標準搭載されました。この機能は、従来の設備管理において直面していた数々の課題を解決する力を秘めています。
デジタルツイン機能の概要
EMLinkコネクト機能は、工場やプラントの現場で使用されるP&ID(配管計装図)やレイアウト図、写真などに「設備タグ」をピン留めすることを可能にします。これにより、工場やインフラのデータを視覚的に統合し、図面から設備台帳や関連データに一瞬でアクセスできるようになります。デジタルツインの導入によって、業務の効率化が期待されます。
なぜEMLinkコネクトが重要なのか?
設備保全の現場では、長らく以下のような課題が存在してきました。
1.
図面と設備情報の断絶
従来、技術者はP&IDやレイアウト図を見ながら、別の画面で設備情報を手動で検索する必要があり、その手間が作業効率を大きく低下させていました。しかし、EMLinkコネクトを利用することで、図面の設備タグをクリックするだけで関連情報に簡単にアクセスできます。
2.
現場知見の不在
設備の配置や状態に関する重要な知見がベテランの頭の中だけにあったため、新人や異動者がその情報を得るのが難しい状況が続いていました。EMLinkコネクトは、知見を図面上に記録することを可能にし、新人も図面を開くだけで情報を把握できるようになります。
3.
部門間の情報共有と情報の一貫性
保全部門、運転部門、設計部門で異なる情報管理方法が使われることで、同じ設備に対する認識ズレが発生していました。EMLinkコネクトによって、全員が同じ図面ビューアと設備タグを使用することで、設備の位置や状態について共通の理解を持つことが容易になります。
対応ファイル形式と今後の展望
EMLinkコネクトでは、PDFのドキュメントやJPEG、PNG、GIF、BMP、WebPといった画像ファイルに加え、SVGやDXFなどの2D-CADファイルに対応しています。さらに、数か月以内に3Dモデルの形式(glTF、Colladaなど)への対応も予定されています。これにより、CADソフトのライセンスを持たない現場担当者でも、Webブラウザを通じて2D図面・3Dモデルを簡単に閲覧し、設備タグを配置・確認できるようになります。
実機デモとイベントについて
EMLinkコネクトの実機デモは、2026年5月13日(水)から15日(金)まで、インテックス大阪で開催される「Factory Innovation Week 大阪 2026」にて行われます。事前の来場登録は公式サイトから可能で、無料で申し込むことができます。この機会に、最新の設備保全をサポートするEMLinkの機能をご体験ください。
企業情報
株式会社設備保全総合研究所は2022年9月に設立され、東京都目黒区に本社を構えています。代表取締役CEOの相原章吾が率いるこの企業は、工場とインフラのアセットマネジメントシステム「EMLink」の開発と販売を行っています。主要株主には、株式会社マイスターエンジニアリング、DNX Ventures、Delight Venturesが名を連ねています。
最新技術で設備保全の未来を切り開くEMLinkのイノベーションに、ぜひご注目ください。