国内ホテル業界向けに高所得層ターゲティング広告を開始！成果はROAS500％超え

高所得者層ターゲティング広告の新たな挑戦

株式会社D2Cと株式会社D2C Rは、国内ホテルや旅館業界向けに新しい広告ソリューション「高所得者層ターゲティング」を発表しました。このソリューションは、NTTドコモが管理している1億超のユーザーデータを駆使し、高所得かつ経済的に旅行しやすいユーザーをターゲットにしたものです。

国内旅行市場の動向

2024年の日本人の国内旅行消費額は過去最高の25兆1175億円と予測されており、これは前年比14.6%の増加を示しています。しかし、延べ旅行者数は5億3925万人と、コロナ禍前の水準には達していない状況です。消費は上昇しているものの、旅行者数の回復には時間がかかっています。これは、宿泊費の高騰や物価の上昇が影響していると考えられています。

企業がこの状況を打破するためには、「時間に余裕があり、経済力のあるユーザー」にアプローチする必要があります。高所得者層を狙ったターゲティング広告は、そのための非常に効果的な手段となるでしょう。

広告の成果

新たに提供された「高所得者層ターゲティング」では、ドコモの豊富なデータを基に、旅行行動への障壁が低いユーザーをセグメント化。これにより、広告配信の精度が格段に向上しました。実際、ドコモの広告網「docomo Ad Network」のメール型広告「メッセージS」を使用した結果、予約数は通常の2倍、予約単価は約60%削減され、ROAS（広告費用対効果）はなんと500%を超えた事例も確認されています。

今後の展望

D2Cグループは、今後もこの高精度なターゲティングを活かし、様々なクライアント企業の課題解決に取り組む予定です。広告主のニーズに応えるために、ドコモの会員データを活用した商品開発や、新たな広告ソリューションの提供を推進しています。また、D2C Rでは、広告主のためにデータに基づいたクリエイティブな制作を行い、生活者により良い情報を届ける努力を続けています。