横浜ロイヤルパークホテルから特別生放送
FMヨコハマの人気番組「FUTURESCAPE」が、特別番組「ROYAL FUTURESCAPE」として1日限りの生放送を実施しました。DJの小山薫堂さんと柳井麻希さんが進行役を務め、横浜ロイヤルパークホテルの65Fクラブラウンジからの特別な放送です。この日はホテルが大規模修繕工事のため、2025年には営業を休止することが決まっており、今回の放送は特別な意味を持つものとなりました。
放送では、まず横浜ロイヤルパークホテル・クラブラウンジの夜景の楽しみ方が紹介され、リスナーから寄せられた「特別」にまつわるメッセージが紹介されました。ユニークな内容で、リスナーからの「特別な日に食べたい一品」や「特別なギフト」などが盛り上がりを見せました。
特別ゲストの登場
さらに、この日の放送には落語家の三遊亭ふう丈さんが特別ゲストとして登場しました。驚くことに、小山さんとふう丈さんは同じ熊本マリスト学園の卒業生。彼らの学校時代のエピソードや、ふう丈さんが落語家になったきっかけについてのトークが展開されました。
柳井さんが「実は2人とも熊本マリスト学園出身なんですよね!」と発言すると、小山さんが「僕が20年前にここで講演をした時、聴いていたのがふう丈さんだった」と、懐かしの出来事を語ります。小山さんが「マリスト学園はお医者さんを目指す学生が多かった」と言うと、ふう丈さんもその傾向に共感しつつ、彼自身は落語の道へ進むことになった背景を語ります。
落語への情熱
ふう丈さんは、最初はお笑いが好きでサークルに入ったことを明かし、落語との出会いがどのように形作られたのかを語りました。プロになるには多くの人々が挑戦する中、彼自身も就職氷河期の影響を受け、友人の後押しによって落語の道を歩むことになったと言います。
落語家の現状
さらに小山さんは「落語家になると、すぐに収入が得られるのか?」と直接的な質問を投げかけ、ふう丈さんは一時戦々恐々の様子を見せながらも、具体的な現実を語ります。彼によれば、弟子入りした際には師匠が生活面をサポートしてくれ、前座修行では微々たる収入があるというシステムになっています。この部分の話は、リスナーにとっても興味深いもので、落語界の裏話が見え隠れします。
特別な新作落語
放送の後半には、この日の特別な舞台をタイトルにした新作落語も披露されました。小山さんはその出来栄えを大いに讃え、「星新一の短編を読んでいる気分になった」と感激のコメントを残します。新作落語の舞台裏について詳細が語られ、落語の魅力が改めて感じられる内容となりました。
この特別な放送はradikoで放送後1週間、クラシックプランでは30日間聴取可能です。ぜひ、FMヨコハマのオフィシャルサイトやradikoを通じて、特別な夜を振り返ってみてください。
FMヨコハマは神奈川県のFMラジオ局で、周波数は84.7MHz。関東一円で多くのリスナーに愛されています。
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