IHC、インドネシアでBPOサービスを開始
インターナショナルホスピタリティコネクションズ株式会社(以下IHC)は、インドネシアでのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを開始しました。これは日本の旅行業界にとって、効率性とコスト削減を実現する新しい手段として期待されています。
現在、日本の観光産業はコロナ禍前の業務ボリュームに回復しつつありますが、その反面、深刻な人手不足が影響しています。このため、旅行業界の企業は、業務フローを根本的に見直し、限られた人員の中での効率的な業務遂行が求められています。
IHCのBPO事業の目的
IHCでは、旅行会社の再成長を支援するため、インドネシアの企業と連携してBPO事業を立ち上げました。この取り組みにより、業務効率化と人材不足の解消に努めるとともに、日本からの旅行業界のニーズに応じた柔軟なサービスを提供します。
これまでに、IHCはインドネシアの日本語学校や事業経営者との関係を強化してきました。その基盤をもとに、プロジェクトマネージャーや豊富な若手人材を集結させ、高いパフォーマンスを持つアウトソースチームを編成する環境を整えました。
提供するメリット
1.
コスト削減: 低人件費のインドネシアで人材を活用することで、業務コストを大幅に削減できます。
2.
柔軟なチーム編成: クライアントのニーズに合わせて最適な人員配置が可能です。
3.
高いサービス品質: 厳選された日本語対応可能な人材が、現地で徹底的にトレーニングを受けています。これにより、高水準なサービスを保証します。
アウトソース業務例
- - ビザの申請代行: 日本語または英語ができるチームリーダー1名とインドネシア人スタッフ2名で構成され、月額50万円の委託金額でサービスを提供。
- - 国際航空券の見積もりや旅程作成: 日本語または英語ができるチームリーダー1名とインドネシア人スタッフ4名で構成し、月額80万円でのサービスを提供。未経験者にはGDSトレーニングを行います。
現地スタッフは、インドネシアのBPO事業法人が雇用し、日本企業はそのBPO会社に業務を委託する形になります。また、アウトソース先のオフィスは、スタートアップ企業が活発なインドネシアのバンドンやスラカルタに位置し、豊富な人材と事業環境が整っています。
クライアント企業への利点
ビザ申請の代行や航空券見積もりを迅速化することで、クライアント企業は自身のコア業務に集中できるようになります。支援内容や契約主体の調整も可能なため、まずはお気軽に相談していただければと思います。
会社概要
- - 会社名: インターナショナルホスピタリティコネクションズ株式会社
- - 本社所在地: 大阪府箕面市萱野4-3-10 箕面野口ビル3F
- - 代表取締役: 春山 哲朗
- - 事業内容: インドネシア人、ミャンマー人の特定技能ビザ人材紹介、訪日前の教育、就労後の定着支援サポート
- - ウェブサイト: IHC公式サイト
この取り組みを通じて、IHCは日本の旅行業界の発展に寄与していくことを目指しています。