株式会社パラダイムシフトIDNet work'sが、新たに展開するインターンシッププログラムが注目を集めています。2025年9月から、大阪府高槻市に本社を置く同社は、起業を目指す大学生を対象にした「実践型キャリア教育」を実施する予定です。このプログラムでは、大学生2名を選び、実際のビジネスコミュニティBMC(ビジネスマフィアンクラブ)に参加させることで、リアルな起業体験を提供することを目的としています。
インターンシップの概要
今回のインターンシップでは、参加者は全国の起業家や経営者との交流を通じて、その中での「自己探求プログラム」を受講することができます。このプログラムは、起業家として必要なスキルを、週3日以上、合計6カ月にわたって実践的に学ぶ形式です。これにより、学生たちは自分の理想の生き方を探求する機会を得ることができます。
BMC株式会社は、若者に実践的な経験を通じてリーダーシップを身につけてもらいたいとの思いから、このインターンシップを開始しました。最近のプレ開催では、大学生だけでなく高校生も参加できる機会を設け、若い世代の成長支援に力を入れています。
実際の声を聞く
第一回インターンシップに参加した高校生は、次のように語っています。「大人のリアルに触れ、打たれるような感覚を持つ場面が多かった」と感じ、経営者との関わりから得られたフランクな雰囲気や人を大切にする姿勢に感動を覚えたとのこと。また、学校では味わえない“本物の大人の世界”を体感することができ、ビジネスプランの発表などを通じて自己成長を実感しています。彼にとって、このインターンシップは単なる経験ではなく、未来への希望をつなぐ大切な時間だったと言えるでしょう。
髙須英治代表のビジョン
インターンシップを通じて若者に実践の場を提供する意義を強調するのは、代表取締役の髙須英治氏です。「彼らが『働くこと』の楽しさや、社会を変える力があると知ることができる機会は大きな希望となる」と述べ、今後も学生に豊かな学びの場を提供していくことを目指しています。
インターンシップの詳細情報
インターンシップは、大学生を対象に、6カ月間かけてじっくりと学びの機会が設けられています。具体的なステップとしては、目標設定から始まり、ビジネスに必要な基礎を身につける座学や実践的な活動が続きます。そして、最後にはビジネスプランの発表とフィードバックを受けられる流れです。このプログラムは知識を単に学ぶのではなく、ビジネスの本質をしっかりと理解し、実践する力を養うことを目指しています。
また、報酬は1,100円/時間で、在宅での勤務を基本としつつ、必要に応じて出社もあります。勤務時間は1日2時間以上、週3日以上が想定されています。
未来のリーダーを目指して
BMCでは、日本を変える力のあるリーダーを育てることを目指しており、今後の展望として5年の間に参加メンバーを2000名に増やす計画があるといいます。このインターンシップは、新たなリーダーシップを生み出すための基盤となることでしょう。若者たちが主体的に成長できる環境を整え、社会に必要とされるスキルを磨くことで、彼らの未来をより明るいものにすることが期待されます。