平安時代の世界で「推し」と記念日を楽しむ新サービス
株式会社ウィーブは、「結婚式をしない」という新しい価値観を支持する形で、映像サービス「oshi-dori」の第2弾を2025年7月31日にスタートする。この新たなサービスでは、岩手県奥州市にある「歴史公園えさし藤原の郷」にて、平安時代の貴族社会に身を投じ、特別なひと時を記録できる体験を提供する。
oshi-doriの魅力と独自性
このサービスの特徴は、ただ写真を撮るだけではなく、“推し”との特別な時間を重視し、二人の関係性を映像や写真で未来に残す点にある。フォトウェディングの枠を超えて、非日常な世界観やドラマチックな演出が施された体験を提供することが目的だ。
「oshi-dori」では、プロのクリエイターによる体験設計がなされており、衣装やロケーションにこだわり、参加者の感情を映し出す映像を制作する。これにより、参加者はただ撮影するのではなく、特別な瞬間を大切にすることができる。
歴史公園えさし藤原の郷の特別な舞台
「oshi-dori」の舞台となる「歴史公園えさし藤原の郷」は、28ヘクタールにも及ぶ広大な敷地を有し、平安時代の貴族の邸宅「寝殿造」を再現した施設が特徴だ。ここでは、参加者は十二単や束帯を身にまとい、紫式部などの貴族人物になりきることで、一層の没入感を体験できる。
参加者は、静寂に包まれた美しい空間で、プロの撮影チームにより、映像や写真が丁寧に記録される。こうした「なりきり体験」と「記録映像」が組み合わさることで、参加者にとって忘れられない思い出が創出されるのだ。
提供されるプランと体験内容
このサービスには、以下のようなプランが用意されている:
- - 十二単体験・束帯着付け体験
- - 新婦ヘアメイク
- - プロによる映像・写真撮影(編集付き)
- - 約3分の動画、写真アルバム
- - 動画・写真のデータ配信(サービスページで詳細確認可)
地域連携と観光資源の活用
この取り組みは、地域資源と現代のニーズを融合させ、新たな観光需要を生み出そうとする試みでもある。「歴史公園えさし藤原の郷」は、平安時代の建築群を有する歴史テーマパークとして、地域文化の発信拠点としても評価されている。特に、結婚式を挙げないカップルや、自分らしい形で記念日を祝いたい人々に対して、大自然の中での特別な体験を提供する。この新しい観光スタイルは、今後の自治体連携や地方創生とも相性が良い。
今後の展開と反響
「oshi-dori」は、2024年11月に北海道でスタートした際、競馬ファンの間で大きな話題を呼んだ。そのため、第3弾以降の展開も期待され、多様なエンタメ施設や観光地でも体験が広がることが予想される。最新情報は公式Instagramで随時公開されるので、要チェックだ。
まとめ
「oshi-dori」は、結婚式の在り方が変わりつつある現代において、自分らしさや思い出を大切にする新しい選択肢を提供する。この特別な体験を通じ、皆さんも自分の「推し」との記念日をもっと自由に、そして楽しく思い出に残せるのではないだろうか。ぜひこの機会に、新たな体験を味わってみてほしい。