セブン&アイグループが太陽光発電を導入
アイワイフーズ株式会社は、2021年12月22日より太陽光発電システムの運用を開始し、年々増加する環境問題への対応を強化しています。この新しいシステムの導入により、年間142.8トンのCO2削減が見込まれ、再生可能エネルギーの利用促進に貢献します。
プロジェクトの詳細
アイワイフーズは埼玉県加須市に拠点を持ち、青果物や加工食品、デリカ商材を取り扱う食品メーカーとして知られています。この度、設置された太陽光発電パネルの出力は307.2 kWで、年間346,261 kWhの自家消費が推定されています。これにより、環境への負担を軽減することができます。
このプロジェクトは、セブン&アイ・ホールディングスが策定した「GREEN CHALLENGE 2050」に基づいており、CO2排出量の削減だけでなく、プラスチック問題や食品廃棄物のリサイクルの対策も含まれています。目標は、これらの取り組みを通じて持続可能な社会の実現です。
導入されたPPAモデルの概要
アイワイフーズが構築したのは、「余剰売電型」のオンサイトPPA(Power Purchase Agreement)モデルです。このモデルでは、第二電力がアイワイフーズの工場屋根に太陽光発電設備を設置・運用し、発電した電力を直接アイワイフーズに販売します。
さらに、このモデルでは自家消費しきれなかった余剰電力を固定価格買取制度(FIT)を利用して電力会社に売電する仕組みです。このことにより、設備を有効に活用しながら、安価に再生可能エネルギーを提供できるというメリットがあります。
アイワイフーズ株式会社について
アイワイフーズの本社は埼玉県加須市にあり、代表取締役社長は惠本芳尚氏です。同社は、地元の新鮮な食材を使用した製品作りに力を入れ、品質と安全を最優先に考えています。
公式ウェブサイトはこちらです:
アイワイフーズ株式会社
第二電力について
第二電力は産業用太陽光発電システムに特化した事業者であり、1,700件以上の発電設備を運営しています。こうした取り組みを通じ、持続可能なエネルギー供給を実現しています。
第二電力の本社は大阪府大阪市に位置し、東京にも拠点を構えています。代表取締役は岡本晋氏です。
プロジェクトについてのお問い合わせは事業本部まで、電話番号は0120-992-725(平日 9:00~18:00)です。
この取り組みは、セブン&アイグループ全体の環境への配慮を示す一例であり、今後もさらなる発展が期待されます。