化学産業の未来を探る
2023-09-15 08:30:01

カーボンニュートラルに向けた化学産業の挑戦を理解する展示会『INCHEM TOKYO 2023』

カーボンニュートラルに向けた化学産業の挑戦



2023年9月20日から22日の間、東京ビッグサイトにおいて化学産業の総合展示会『INCHEM TOKYO 2023』が開催されます。このイベントは、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが注目されています。日本の化学産業は出荷額44兆円を超え、製造業の中で第2位を誇る基幹産業です。今、企業が求められているのは、環境問題に対するスピード感ある技術の開発と社会実装です。

展示会の概要



『INCHEM TOKYO 2023』は、化学産業に関連する多様な企業や研究機関、官庁が集まり、最新の技術やサービスを紹介します。主催は公益社団法人化学工学会と一般社団法人日本能率協会で、統一テーマは「カーボンニュートラル社会を目指すあなたに~最新化学工学技術とポテンシャルパートナーとの出会い~」です。会場マップや詳細内容は公式サイトに掲載されています。

かんどころ1:特別企画コーナー



今回の展示会では、日本のトップ企業が集う特別企画コーナーも設けられています。タイトルは「『INCHEM』から世界をこう変える~カーボンニュートラル&DX~」。ここでは、ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みや、各企業の最新戦略について発表が行われます。具体的には、住友化学、三菱ケミカル、三井化学などの大手企業が、最新の事例や施策を紹介します。これにより、カーボンニュートラルとデジタルトランスフォーメーションに関連する具体的な情報を得ることができます。

かんどころ2:特別講演会



また、特別講演会では、カーボンニュートラルの先駆者が集い、業界の最前線での取り組みについて話します。講演会では、「サステナビリティ・ESG」「水素・エネルギー」「資源循環」「DX」など、今話題のテーマに関する講演が行われ、現場の視点からの貴重な知見が得られるでしょう。特別講演は、展示会場内で2つの会場に分かれて同時に開催されます。

かんどころ3:オープニングセレモニー



展示会初日にはオープニングセレモニーが行われ、多くの著名な関係者が出席予定です。ここではテープカットが行われ、化学産業の未来に向けたスタートを切ります。経済産業省の官房技術総括や、各社代表が挨拶を行い、基幹産業のこれからへ期待が寄せられる場面が想像されます。

イベント情報



『INCHEM TOKYO 2023』は、化学プラントショーとして1966年から続く伝統ある展示会です。化学技術の進展に合わせ、隔年で開催され、参加者は化学製品だけでなく、環境技術やエネルギー関連の革新的な製品にアクセスできる貴重な機会でもあります。入場には公式サイトでの事前登録が必要です。参加運営団体の努力により、参加企業と来場者との新たな出会いと協力が生まれることが期待されます。カーボンニュートラル実現への道筋を共に探るため、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
公益社団法人化学工学会
住所
東京都文京区小日向4-2-8大樹生命文京小日向ビル4階
電話番号
03-6801-5563

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