奄美のバニラ拡大
2025-06-06 10:41:19

奄美バリュープロデュースの挑戦!バニラビーンズ販路拡大の取り組み

奄美大島の特産品として知られるバニラビーンズ。その生産を手がけるAMAMIバリュープロデュースが、5月13日から14日にかけて東京流通センターで開催された展示会「cottaビジネスフェア2025」に出展しました。このイベントは、製菓・製パン・飲食業界の企業が集う場であり、商談や情報交換を通じて新たなビジネス機会を創出することを目的としています。

AMAMIバリュープロデュースは、インドネシア産のバニラビーンズや、奄美産のザラメを使用したバニラシュガーを展示・販売し、多くの来場者にその特徴をアピールしました。のべ2,500名がブースを訪れ、バニラ製品の魅力を実際に体験していただく充実した機会となりました。

ブースの運営にはZESDAのスタッフも参加し、話題の中心となったのは同社の代表である林晋太郎さんです。彼はブースの設営を担当し、来場者にバニラシュガーの試食を提供しながら、製品について説明しました。バニラ製品のPR活動に加え、今後の成長戦略についても具体的なアイデアを話す姿が印象的でした。

さらに、AMAMIバリュープロデュースの農園では4月に初めてバニラの花芽の形成が確認され、12月にはバニラビーンズの収穫が見込まれています。生産が順調に進むと、2026年4〜5月には新鮮なバニラビーンズが市場に出回ることになります。

農園では、自社のバニラ栽培の様子をSNSで発信しつつ、観光農園ツアーを開催しています。参加者は生産現場を見ることができる上、収穫体験などのプログラムも予定されています。今後の展開に大きな期待が寄せられます。

また、ZESDAは自団体主催のイベントを通じて、地方の中小企業が海外に進出できるよう支援を行っています。具体的な取り組みとしては、明治大学との共催による海外クラウドファンディング活用のセミナーなど、参加者に実践的な知識を提供しています。

今回のフェアの成果を受け、AMAMIバリュープロデュースは国内外の市場に向けた販売戦略をさらに強化していく意向です。地域の特色を活かしたビジネスモデルが、奄美大島の未来を彩る要素として期待されています。

この取り組みは、地域活性化における新たな一歩ともいえるでしょう。今後の展開と成長を見逃さないでください。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人 ZESDA(日本経済システムデザイン研究会)
住所
東京都中央区銀座1-22-11銀座大竹ビジデンス2F
電話番号

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