フクシマガリレイの新たな挑戦
フクシマガリレイ株式会社は、アイランドショーケースAIシリーズのモデルチェンジを発表しました。この新モデルは、冷凍機を内蔵しているため、業務用としての高い性能を発揮し、スーパーマーケットやデパート、ドラッグストアなど、さまざまな小売業に適しています。発売は2025年7月1日からを予定しており、年間500台の販売を目標としています。
モデル変更のポイント
新しいAIW-62QEBTXOOR型は、外装コーナー部のパーツが樹脂からステンレスに変更され、耐久性が向上しました。また、内装背面パネルの形状も変更されており、冷却持続性能が向上しました。これにより、設置環境に依存せず、一貫して高い冷却性能を維持することができるのです。
冷却性能と視認性の両立
この新しいショーケースは、4面がガラス製で陳列物を美しく展示することが可能です。視認性の高いデザインは、商品の魅力を引き出し、顧客の購買意欲を高める効果があります。さらに、温度帯は-25℃から+15℃までをカバーしており、冷凍から冷蔵まで幅広い商品に対応しています。これにより、さまざまな温度ニーズを一台でこなすことが可能になります。
環境への配慮
フクシマガリレイは、地球環境に配慮し、流水エネルギー消費を軽減するため、冷媒にはR448Aを採用しています。この冷媒は、温暖化係数が低いことから、より環境に優しい選択肢となっています。
独自の保証と機能
冷媒ガスの漏れに関しては、10年間の保証を提供しており、万が一のトラブルにも安心です。また、排熱の利用ができる設計となっており、店舗内の冷気の流れを最適化することで、顧客の滞在時間を延ばす効果も期待されます。
さらに、設置時の利便性を考慮し、排水蒸発装置が付属しており、床の配管を必要とせずちょっとした改装で済む点も特徴です。
サイズとラインナップ
この新しいアイランドショーケースは、幅2,578mmと1,969mm、奥行きが1,840mmと1,500mmの計6機種から選ぶことができます。これにより、店舗のレイアウトに応じた柔軟な対応が可能となります。
経営者の思い
代表の福島豪氏は、「私たちの新しいアイランドショーケースは、高度な耐久性と冷却性能を兼ね備えています。これを使う店舗様のご商売に、少しでも貢献できれば幸いです」と語りました。フクシマガリレイは、これからも業務用冷凍冷蔵機器の進化を続け、新たな価値を提供していくことでしょう。
会社概要
フクシマガリレイ株式会社は、大阪府大阪市に本社を置き、業務用冷凍冷蔵庫やショーケースの製造・販売を行っています。その技術力と創造力が生んだ製品は、国内外で多くの支持を受けています。詳細は公式サイト(https://www.galilei.co.jp/)でもご確認いただけます。