Link Therapeutics支援
2025-07-30 10:34:32

自己抗体治療法の革新へ。Link Therapeuticsに追加出資

自己抗体治療法の革新へ。Link Therapeuticsに追加出資



三菱UFJキャピタル株式会社は、自己抗体をターゲットとした新たな治療法を開発しているLink Therapeutics株式会社に対して、2025年7月18日に追加出資を行うことを発表しました。これは同社が運営するMUFGメディカルファンドを通じて実施され、今後の医療分野における重要な一歩と期待されています。

Link Therapeuticsの取り組み


Link Therapeuticsは2022年10月に設立され、自己抗体が原因で発症する疾病の理解を深めることを目指しています。特に、潰瘍性大腸炎や原発性硬化性胆管炎の患者に発生する抗インテグリンαvβ6抗体に注目し、この抗体が病状にどのように関与しているかを研究しています。Link Txは、こうした病原性の自己抗体とその供給源となる細胞を排除することで、従来の治療法にはない画期的なアプローチを試みています。

新たな治療法への期待


三菱UFJキャピタルは、Link Therapeuticsの研究成果に期待を寄せ、2023年に続いて追加の資金支援を決定しました。この資金は、潰瘍性大腸炎に特化した医療機器と医薬品の開発に必要なものとして、Link Txのチームが患者のために一日でも早く手元に届く製品を届けることをサポートします。

出資の背景


出資の背景として、Link Therapeuticsが展開する独自のアプローチによる新治療法の創出と、自己抗体を対象とした研究開発の進展が挙げられます。京都大学消化器内科の塩川助教を始めとする優れたチームが、最新の科学技術を活用して患者の未来を変える医療技術を開発しています。これにより、自己免疫疾患に苦しむ患者にとって有望な治療法が現実のものとなることが期待されます。

Link Therapeuticsの概要


  • - 会社名: Link Therapeutics株式会社
  • - 所在地: 京都市左京区吉田下阿達町46-29イノベーションハブ京都 416
  • - 設立: 2022年10月4日
  • - 事業内容: 自己抗体を標的とした医療手段の創出及び関連疾患の研究
  • - 公式サイト: Link Therapeutics

三菱UFJキャピタルの役割


三菱UFJキャピタルは1974年に設立以来、業界のリーダーとして活躍してきました。特にライフサイエンス分野での投資には力を入れており、約500億円のファンドを運営しています。このファンドは医薬品や再生医療、医療機器などに特化しており、最先端の技術を持つ企業を支援することで、イノベーションを促進しています。

  • - 会社名: 三菱UFJキャピタル株式会社
  • - 所在地: 東京都中央区日本橋
  • - 設立: 1974年8月1日
  • - 公式サイト: 三菱UFJキャピタル

まとめ


自己抗体を標的とした治療法の開発は、今後の医療にとって重要な意味を持ちます。Link Therapeuticsへの追加出資は、患者の治療法の選択肢を広げる可能性を秘めており、医療界全体にとっても注視すべき動きとなっています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
三菱UFJキャピタル株式会社
住所
東京都中央区日本橋2丁目3番4号日本橋プラザビル7F
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。