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フォームネクストフォーラム東京2024に出展する三菱ケミカル

2024年の9月26日から27日、東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催される「フォームネクストフォーラム東京2024」に、三菱ケミカル株式会社が出展します。このイベントでは、多様な樹脂原料を活用した3Dプリントに最適な材料を紹介する予定です。特に、深い知見をもとに開発されたエラストマーや高耐熱樹脂、そしてバイオやリサイクル材料の数々が目玉となります。

ブースでは、岡由雨子建築ディザイン株式会社とのコラボレーションによる大型3Dプリント造形物が展示され、来場者には新しい技術の最前線を体感していただける貴重な機会が提供されます。展示会中は、三菱ケミカルのR&D専門家が常駐し、樹脂材料の特性の説明や造形アドバイスを行います。また、コンプライアントメカニズムを使った形状設計のアプローチや、造形時の挙動予測計算にも対応しますので、材料選びや設計に関する知識を深める絶好のチャンスです。

展示予定の材料について

テファブロック(TM)TPS

テファブロックは、スチレン系ゴムを使用したエラストマーで、優れたゴム特性を発揮します。自動車や産業資材、生活雑貨など幅広い分野での利用があり、ペレット方式の3Dプリンタでも導入されている実績があります。この展示会では、リサイクルグレードの開発品もお見せする予定です。

XANTAR(TM) RCF+PC

この材料は、回収した炭素繊維強化プラスチック（CFRP）を用い、ポリカーボネート樹脂とコンパウンド市ました。特に、二酸化炭素の排出量を減らす可能性があるため、環境にも配慮しています。強度や耐熱性にも優れ、大型造形物でも安定した結果を発揮します。

DURABIO(TM)

DURABIOは再生可能な植物由来の原料を用いたエンジニアリングプラスチックです。透明性に優れ、外部環境への抵抗性も高く、屋外でも使用可能な製品を生み出すことができます。これにより、高級感のある造形物を提供することが可能です。

ROLASERIT PBT-01

この新しい材料は、PBTの電気絶縁性に三菱ケミカルの技術力を加えたもので、従来のポリマーよりも優れた粉末造形性を持っています。各種オープン材料との互換性が確認されており、CFやGF強化グレードも展開しています。

コラボレーション展示

岡由雨子建築ディザイン株式会社がデザインしたファサードパネルや吊るし装飾品も、三菱ケミカルの材料を用いて構築されています。特に、テファブロックを使用することで、加工性を向上させながらも美しい仕上がりを実現しています。

設計技術への取り組み

三菱ケミカルグループでは、部材の機能性を最大限に引き出すために最適な材料選びと最適な設計が重要だと考えています。コンプライアントメカニズムを活用した設計概念は、素材の特性を活かし、エネルギーの効率的な伝達をサポートします。また、積層造形に関しては、数値解析を用いて迅速に最適プロセスを提案します。

フォームネクストフォーラムの詳細情報

• - 会期: 2024年9月26日(木) - 27日(金) 10:00-17:00
• - 会場: 東京都立産業貿易センター 浜松町館
• - 事前登録: 来場する際には事前登録が必要です。こちらから登録できます.

展示会では、最新技術を体験し、専門知識を深める価値ある交流の場となるでしょう。

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