移動時間ゼロの新ツール
2025-07-01 09:35:52

建設現場の移動時間をゼロにする新たなDXツール「SynQ Remote」

建設現場に革命をもたらす新ツール「SynQ Remote」



現代の建設現場において、効率化や育成は常に求められています。そんな中、株式会社クアンドが提供する「SynQ Remote(シンクリモート)」という遠隔コミュニケーションツールが、建設業界に新たな風を吹かせています。特に、株式会社中電工がこのツールを導入したことで、長年の悩みであった「往復40時間問題」を解決し、移動時間を大幅に削減しました。

導入の背景



中電工は、電気・空調・通信設備工事を手がける企業として、多岐にわたるプロジェクトを展開しています。しかし、現場から事務所への確認移動は、月に40時間にも及ぶことがありました。これは技術者にとっては大きな負担であり、工期内での作業に影響を与えていました。加えて、電話やメッセージでは具体的な状況を正確に伝えられないため、誤施工リスクも高まっていました。この時に、クアンドの「SynQ Remote」が導入されることになります。

導入による効果



「SynQ Remote」の導入後、事務所と現場のコミュニケーションが大幅に改善されました。PCとスマートフォンまたはタブレットを使ってライブ映像を共有し、ポインタや手書きメモで正確な施工位置を即座に指示することができるのです。これにより、移動時間を削減し、月間40時間のロスを無くすことに成功しました。プロジェクトの工期20ヶ月を考慮すると、なんと800時間もの時間が節約できる計算になります。

若手技術者は、リアルタイムでの指示を受けられるため、自信を持って作業に臨むことができ、心理的安全性も向上しました。実際に、指示がすぐに得られることで「安心感が増した」との声も多く聞かれています。さらに、撮影した画像データが報告書に活用できるなど、多方面でその効果が出ています。

選ばれる理由



中電工が「SynQ Remote」を導入した理由は、その豊富な機能と共に「現場に無理なく定着する」シンプルさが挙げられます。具体的には、ポインタやお絵描き機能を活用し、位置や寸法の誤認を視覚的に解消。図面と現場の映像を同時に確認できるため、課題の共有がスムーズになりました。

また、通信最適化機能により、地下や山間部でも安定した支援を受けることが可能です。このような使いやすさから、現場でも新人でも短期間で習得できる点が高く評価されています。

今後の展望



「SynQ Remote」は、ただのツールではなく、生産性向上と人材育成を同時に実現する「再現性のあるDXモデル」として注目されています。中電工の事例は、通信環境の多様性や技術力の差を考慮してもスムーズに運用できる可能性を示しており、他の拠点への展開においても期待が高まります。

株式会社中電工について



株式会社中電工は、電気・空調・給排水・情報通信など多種多様な工事を手がける企業であり、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。公式サイトはこちらです。

株式会社クアンドについて



「地域産業・レガシー産業のアップデート」をビジョンに掲げる株式会社クアンドは、現場特化型のビデオ通話アプリ「SynQ Remote」を開発し、労働力不足を解消するためのDXの推進を図っています。詳しい情報は公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社クアンド
住所
福岡県北九州市八幡東区枝光2丁目7−32
電話番号
050-5050-2263

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