社会科見学の実地
2024-07-31 14:47:16

東洋製罐とフリースクール「キリンのとびら」が共同企画した社会科見学の行われた現場に潜入!

非営利法人キリンこども応援団の挑戦



特定非営利活動法人キリンこども応援団が運営するフリースクール「キリンのとびら」では、2024年6月21日と7月22日の二日にわたり、東洋製罐株式会社の大阪工場にて社会科見学を実施しました。参加したのは、同フリースクールに在籍する小中学生17人と、サポート役として同行した高校生4人の計21名です。

東洋製罐とのコラボレーション



今回の社会科見学は、東洋製罐からの提案を受けて実現に向けて動き出しました。特に「キリンのとびら高等部」の高校生たちは、企画の段階から関わり、現地下見などを進めながら実施準備に努めました。初めてとなる企業とのコラボレーションに緊張や不安を感じつつも、小中学生のために有意義な見学を実現させるべく、熱心に取り組んでいました。

さらに、今回の見学では、東洋製罐が設立50周年を迎え、普段の生活で目にするペットボトルをどのように作っているのかを直接体験することができ、子どもたちにとって貴重な機会となりました。また、製造工程の見学後、従業員との質疑応答や関連するゲームなどを通じて、楽しみながら親睦を深めました。

子どもたちの反響



見学を終えた小中学生からは「ペットボトルにCANマークがついていることを初めて知った」「工場内の様子を直接見られて嬉しかった」といった感想が寄せられました。また、クイズやゲームも好評で、非常に楽しい体験だった様子が伺えます。このような体験が、自らの未来に向けた新たな希望につながっていくことを期待しています。

代表の水取博隆氏は、不登校の子どもたちにとって社会科見学が貴重な機会であると強調し、今後も様々な体験を提供し続けていく意欲を示しました。

今後の取り組みと支援



キリンこども応援団では、今後「キリンのとびら高等部」において、空き家を利用した民泊事業にも着手します。2024年5月17日からはクラウドファンディングを実施し、無事に目標金額を達成。子どもたちが民泊施設のコンセプトや設計に関わることから、新たな経験を通じて多様な学びがもたらされることでしょう。

以上の取り組みは、彼らの未来にわたる成長を促すための重要な一歩となります。今後も、フリースクールを振興し、子どもたちにより良い教育と居場所を提供し続けていく姿勢が求められます。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人キリンこども応援団
住所
大阪府泉佐野市鶴原820-9
電話番号
072-475-6364

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