東京八重洲に進出
2024-09-12 14:32:04

株式会社ボルテックス、シンジケートローンで180億円調達し東京八重洲に進出

株式会社ボルテックス、シンジケートローンを通じて180億円を調達



2024年9月12日、株式会社ボルテックスが発表した内容によると、同社は三井住友銀行をアレンジャーとして利用したシンジケートローンを通じて、180億円を調達したことが明らかになりました。今回の資金調達は、ボルテックスが展開する「区分所有オフィス」のブランドである「VORT®」シリーズの中でも特に収益性と流動性に優れた最上位ブランド「maxim」の新たな不動産購入資金として活用されます。

資金調達の目的



このローンを利用して新たに取得する物件は「VORT東京八重洲maxim」で、東京駅エリアへの進出第一号のプロジェクトとなります。八重洲は、近年の大規模再開発により、さらに多くの大型複合施設が立ち並ぶ国際的なオフィスエリアとして知られています。丸の内や大手町、日本橋といった周辺エリアとの開発プロジェクトが相互に影響し合い、今後の成長が見込まれています。

物件の特徴



「VORT東京八重洲maxim」は、人と環境に優しい設計が特徴です。直射日光を抑える「軒」や、優れた遮熱性能を持つLow-E複層ガラスを用いることで、居心地の良い空間を実現しています。また、オフィス部分は開放的で無柱の空間が広がっており、自由なレイアウトが可能となっています。

さらに、CO2削減を目指した個別空調やLED照明、自然光を最大限に利用するためのライトシェルフなど、省エネルギーに寄与する工夫も施されています。南西の二面に採光があり、外気の取り入れも容易な自然換気窓が設置され、さらにコミュニケーションを促進するオープンパントリーが備わっており、ビジネスにおける多様な価値を創出する環境が整っています。

VORT東京八重洲maxim外観
外観(2024年6月撮影)
VORT東京八重洲maxim内観
内観(オフィスフロア、2024年6月撮影)

SDGsの貢献



今回のシンジケートローンは、「SDGs推進支援シンジケーション」と呼ばれ、三井住友銀行と日本総合研究所が共同で提供する融資商品です。このプログラムは、企業のSDGsに対する取り組みを評価し、持続可能な地域社会の発展に寄与するための道筋を示すものです。

ボルテックスでは、企業財務ソリューションを提供することを目指し、「経営に新常識をもたらし、富の再分配を実現する」という理念のもと、様々なプロジェクトに取り組んでいます。1999年の設立以来、東京都心を中心とする商業地での「区分所有オフィス」の展開を進め、2024年3月期には売上高819億円、経常利益86億円を計上した実績があります。

今後の展望



「VORT東京八重洲maxim」の開設を通じて、ボルテックスは市場のニーズに応じた新たな不動産戦略を展開し、顧客に対して安全で快適なオフィス環境を提供することを目指しています。今後も持続可能なビジネスモデルを追求し、地域経済への貢献を強化していく考えです。

詳細な情報は、ボルテックス公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社ボルテックス
住所
東京都千代田区富士見2-10-2飯田橋グラン・ブルーム22F
電話番号
03-6893-6377

トピックス(経済)

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