物流改善の業績
2026-06-19 15:51:48

ローランド ディー.ジー.、物流改善で2つの優秀事例を発表した経緯

ローランド ディー.ジー.が実現した物流改革



ローランド ディー.ジー.株式会社は、静岡県浜松市を拠点とし、広告や看板用のインクジェットプリンター、3Dものづくりツールの製造・販売において世界的なプレイヤーです。最近、同社のSCM部門が「全日本物流改善事例大会2026」において、物流改善事例として2件が優秀事例に選出され、その成果が広く注目を集めています。この大会は、物流の現場での改善活動を共有し、企業競争力の向上や社会課題の解決を目指す全国規模の取り組みです。

優秀事例の概要



特に、2026年にはこれまでで最多の48件が選ばれたとあって、競争は激化しています。ローランド ディー.ジー.は、その中で次の2つの事例が評価されています。

1. 海上コンテナの積載効率向上



最初の事例は、「四者間での海上コンテナ積載イメージ共有による満載受注の実現」です。海上運賃が高騰する中で、コンテナのスペースを効率的に活用することが急務となっていました。従来のやり取りでは、文章や図面だけの情報で調整に時間がかかっていましたが、次の施策によって改善が図られました。

  • - 積載シミュレーションツールの導入: コンテナの積載状況を可視化し、分かりやすく情報共有する仕組みを構築。
  • - 視覚的情報共有: 受注部門、ロジスティクス部門、海外顧客、出荷現場の四者間でスムーズに情報を交換。
  • - 積載方法の見直し: 効率的な積載法を新たに策定。

これにより、コンテナの充填率が向上し、輸送効率が大幅に高まりました。結果として、輸送に必要なコンテナの本数が削減され、CO2排出量も低減。2024年問題にも対応できる体制を整えることができました。

2. Service parts ASSYの梱包改善



二つ目の事例は、「Service parts ASSYの梱包改善による物流コスト削減」に関する取り組みです。修理・保守作業時に使用される部品ユニットの輸送ダメージを軽減するために、部品の特性に基づいた新たな梱包仕様が設計されました。

以下の施策が実施されました。
  • - 梱包仕様とダメージの相関分析を実施。
  • - 新梱包仕様の設計: 部品の形状や重量を考慮し、落下試験等も行って評価を行う。
  • - 出荷検査基準の策定: 新たに制定した基準を工程に組み込み。

この改善により、年間約61万円のコスト削減が実現され、累計で約480万円のコストカットが見込まれています。また、梱包による輸送ダメージを低減し、品質チェックの工数も約10分削減。サービス対応や再輸送の削減にも貢献しています。

未来への展望



これらの成果について、ロジスティクス部門の関係者たちは、共通認識を持つことの重要性を強調しています。特に、鈴木氏は「積載イメージの可視化により、調整業務が加速した」と語り、成果を実感しています。また、今後も現場起点の改善活動を継続し、持続可能な物流の実現を目指す意向も表明。

さらに、山本マネージャーは、「部門横断の取り組みを強化し、デジタル化や物流改善を推進し続ける」と述べ、企業価値向上へ向けた明確なビジョンを示しました。新たな取り組みによって、環境負荷の低減と同時にグローバル物流の最適化を図る姿勢は、今後の企業の成長に寄与するでしょう。

ローランド ディー.ジー.株式会社は、これからもデジタル印刷やものづくりの革新を追求し、顧客のニーズに応え続ける姿勢を崩しません。彼らの成功はあらゆるクリエイターとビジネスの挑戦を支えるものとなるでしょう。


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会社情報

会社名
ローランド ディー.ジー.株式会社
住所
静岡県浜松市浜名区新都田一丁目1番2号
電話番号
053-484-1200

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