新たな環境保護の形「tancre Re:co」
最近、気候変動への対策が企業の間で進みつつありますが、そこで重要な役割を果たすのが「tancre Re:co」です。この新しいプラットフォームは、環境保護活動と連携しながら、カーボンオフセット用のNFTを提供します。日本のKlimaDAO JAPANとPBADAO、さらにJE FORESTが協力して進めるこのプロジェクトは、共創型・協調型の気候アクションを実現するものです。
Re:coは、これまでのMORI NFTを継承し、さらにその可能性を広げることに成功しました。様々な生態系保護活動に取り組む中で、個人の参加が可能である仕組みを整えていることが特長です。小規模な事業者や個人でも環境に貢献できる社会の実現を目指しており、その一環として教育との連携を通じて環境保護のリーダーシップを育てていくことも計画されています。
ブロックチェーン技術の活用
Re:coでは、ブロックチェーン技術が活用されています。これにより、個人が気候アクションに参加しやすくする仕組みが整えられています。具体的には、カーボンクレジット市場に参加することができ、自身の環境貢献を数値化(スコア化)することが可能になります。これにより、気候行動が価値を持つことが実感できるでしょう。この技術を駆使することで、個々の行動が環境保護に如何に寄与しているのかを明確に示すことができます。
MORI NFTの役割
MORI NFTは、実際の森林整備活動に紐づいたNFTを発行する仕組みです。例えば、広島県庄原市での森林整備プロジェクトに関連したNFTが発行され、完売しました。これにより、NFT購入者は自分が支援している活動と直接的なつながりを持つことができます。
tancre(たんくれ)の新しい未来
「tancre」は、カーボンオフセットをNFT証明書と共に提供することで、イベント主催者や企業が参加者と共にカーボンニュートラルに取り組むことを可能にします。この新しいアプローチは、IVS Crypto 2024 KYOTOでの49トン、DAO TOKYO 2024での106トンのカーボンオフセットを実現しています。これらの実績は、tancreの手法の有効性を示す重要な事例です。
この統合により、tancreは以下のプロジェクトを展開していくことになります。
- - tancre OFFSET:個人が容易に参加しやすいカーボンオフセット企画の提供。
- - tancre Re:co:実際の環境保護活動に紐づくNFTを発行し、CO2吸収量によるNFTを自動生成するプラットフォーム。
今後も、活動を拡大していく中で、個人を巻き込みながら気候アクションの推進に努めていく考えです。
お問い合わせについて
気候アクションへの関心がある方々は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。新しい取り組みには多くの可能性が広がっています。具体的なニーズに応じた提案が受けられるでしょう。
【KlimaDAO JAPAN株式会社の概要】
- - 商号:KlimaDAO JAPAN株式会社
- - 設立:2023年10月11日
- - 所在地:東京都中央区日本橋室町1-11-12 日本橋水野ビル7階
- - 企業サイト:KlimaDAO JAPAN
このような新たな取り組みは、日本特有の環境問題に対する創造的な解決策といえます。気候変動に立ち向かうための多くの仲間たちとともに、持続可能な未来を目指していきたいですね。