自動運転トラックの輸送実験
2026-07-30 12:11:23

アース製薬の洗口液「MONDAMIN」を自動運転トラックで輸送する実証実験

自動運転トラックによる物流の未来



アース製薬株式会社、鈴与株式会社、株式会社T2の3社が連携し、自動運転トラックを利用した物流改革の実証実験を行いました。この実施は、日用品の需要増加とトラックドライバー不足の問題に対する一つの解決策を模索するものであり、特にアース製薬の人気商品である洗口液「MONDAMIN」の輸送に焦点を当てました。

具体的な輸送行程



実証実験は、2026年7月21日から23日にかけて行われ、茨城県のアース製薬関東倉庫から兵庫県の赤穂工場までの680kmの区間で実施されました。輸送は鈴与の通常トラックからT2のレベル2自動運転トラックへとコンテナを移し替えながら行われました。このような連携によって、物流の効率化を図る狙いです。

初めに、鈴与のトラックがアース製薬関東倉庫からT2の自社車庫までを輸送し、約120kmの距離を移動。続いて、T2の自動運転トラックが神奈川県の「トランスゲート綾瀬」および兵庫県の「トランスゲート神戸西」を経由し、アース製薬の赤穂工場までの560kmの行程を担いました。この一連の流れによって、セクションごとの運行方法や連携の実効性を検証しました。

自動運転トラックの進化と課題



T2は、2027年度以降にレベル4自動運転トラックによる幹線輸送を計画しており、これにより運行効率が飛躍的に向上する見込みです。現在のドライバーの勤務体系では片道運行が限界ですが、将来的には「1日1往復」の運行が現実的となるため、トータルの輸送能力が倍増します。この度の実証実験によって、神奈川県と兵庫県間をT2の自動運転トラックによって1日1往復できる運行オペレーションの成立が確認されました。

物流業界への影響



アース製薬では、日用品の多品種・大量輸送を行う中で、トラックドライバー不足の影響を受けやすく、これを解消するために様々な取り組みを実施してきました。大型化による積載効率の向上や、共同配送の促進、待機時間の短縮などが主な対策ですが、自動運転トラックの導入は新たな可能性を提示します。

具体的には、鈴与は2025年から定期的に自動運転トラックを使った日本酒の商用輸送を開始しますが、アース製薬との連携によって新しい種類の貨物輸送の可能性を探ることになりました。これにより、業界全体が自動運転技術の恩恵を享受することが期待されています。

未来への展望



今回の実証実験は、自動運転トラックと通常トラックの連携による中継輸送を行うことで、物流業界における新常態を示しています。3社は、今後もこの取り組みを進め、その結果次第では商用運行への移行も検討しています。物流が自動化されることで、より多くの貨物が効率的に運ばれ、人手不足の解消やコスト削減に貢献する未来が期待されます。

この実証実験が成功に終わったことを受け、業界関係者たちの注目が集まっており、今後の動向に目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社T2
住所
東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル 1階
電話番号

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