オーストラリアと南アフリカの植物が学べる栽培事典が発売決定！

国内初の南半球プランツ栽培事典が発表！

2025年7月に、株式会社グラフィック社から『オーストラリアと南アフリカの植物の育て方と楽しみ方がわかる南半球プランツ栽培事典』が出版されることが決定しました。この書籍は、オージープランツやネイティブプランツを含む213種の植物を紹介し、国内で楽しむためのヒントを詰め込んだ内容となっています。

南半球プランツの魅力

近年、この南半球に由来する植物たちは、植え込みや生花店、ホームセンターなどでも頻繁に見かけるようになりました。その独特な質感や形状の魅力に惹かれ、手に入れたものの、育て方が分からずに枯らしてしまった方もいるのではないでしょうか。

本書では、オーストラリアや南アフリカ、ニュージーランドといった原産地の気候と異なる日本の環境で、南半球プランツを育てるためのコツを詳しく解説。具体的な育て方のアドバイスやお悩み相談のQ&Aも充実しています。

充実したコンテンツ

本書は、樹木類や草本類といったカテゴリーごとに植物を紹介し、それぞれの特性や育成方法を分かりやすく解説しています。また、剪定方法については、工程ごとに視覚的に理解できるように写真を用いた解説がなされており、手元に置いておくと頼りになる一冊となることでしょう。

さらに、読み物としても楽しめるように、関連コラムも多数収録されています。テーマは、例えば「ヤマモガシ科の特徴」や「南半球プランツの土と施肥」に関するものまで多岐にわたり、読者がより深く知識を深める手助けとなるでしょう。

観賞の楽しみ方も紹介

この栽培事典では、南半球プランツを使用した作品の具体的な作り方や飾り方も提案されています。これにより、植物を育てる楽しみだけでなく、育てた植物をどのように楽しむかといった観点でも豊かなヒントを提供します。

著者について

著者の一人、富田裕明さんは千葉大学園芸学部卒業後、植物研究の専門家として幅広い経験を持っています。また、もう一人の著者、伊藤章太郎さんはバックパッカーとして60カ国を巡り、現在は南半球プランツを中心に様々な植物を栽培する生産者として活躍しています。二人の経験豊富な知見が、この書籍に活かされています。