整形外科学を身近に学ぶ──新刊『教養としての整形外科学』の魅力
最新の書籍『教養としての整形外科学 ── 整形外科専門医が答える132の疑問』が、東京先進整形外科の院長である面谷透医師から発表されました。この書籍は、整形外科という専門分野に対する理解を深めるための手引きとして、多くの一般読者を対象にしています。
本書の内容
本書では、「五十肩は自然に治るのか?」、「膝の痛みはどこから来るのか?」、「足首の捻挫はレントゲンだけで診断できるのか?」といった日常生活の中でよく浮かぶ素朴な質問を出発点に、整形外科の知識をQ&A形式で展開しています。読者は、身近な疑問を解消しながら、運動器全体を対象とする整形外科の幅広い内容に触れることができるのです。
整形外科は、骨や関節、筋肉、神経など、私たちの体を支える運動器全体に関わる医学分野であり、日々の動作の背後にある構造や仕組みを理解することは重要です。この本を通じて、読者は身体を一つの「知的対象」として捉え直し、自身の身体についての見方を変えるきっかけとなります。
本書には132項目がQ&A形式で整理されており、ストレートネックや骨粗鬆症、リハビリ、捻挫、五十肩といった、日常の診療現場でも話題になるテーマが扱われています。それぞれのトピックを通じて、読者は身体についての「より深い知識」を得ることができるのです。
このような知的探求は、単なる症状の理解だけでなく、医療リテラシーや健康観を新たに形成する助けにもなるでしょう。
読者が得られること
本書を手に取ることで、読者は以下のような知識や体験を得ることが期待できます。
- - 整形外科に関する専門的な視点を日常の疑問から探求する新しい視点
- - 専門用語を避けた平易な表現で、気軽に専門知識の世界を旅する楽しさ
- - 身体を内なる教養の対象として改めて捉えるきっかけ
- - 医療リテラシーや自己判断力の向上に資する副産物
また、近年整形外科における変革をもたらしている「超音波診療(エコー)」についても言及されています。エコーは、筋肉や腱、靭帯などをリアルタイムで観察することができ、従来のレントゲンでは捉えられない情報を提供できる技術です。この診断方法の進化は、整形外科診療をよりダイナミックかつ直感的に進展させる要素として、読者の好奇心を刺激します。
エコーを用いることで視覚的に診断が可能となり、例えば、注射を行う際には目的の部位に針を正確に導くことができる等、診療においても大きな利点が生まれています。
対象読者
本書の対象は、身体に対して知的なアプローチをしたい方や、医療に関心がありながら専門書には躊躇する方。また、アスリートや運動器医療に携わる若手専門職にも役立つ内容となっています。
著者からのメッセージ
面谷医師はこの本について、「自分の身体という最も身近でありながら、あまり知られていないテーマを入口に、知的な楽しみを得られたら」と述べています。知識を得ることにより、受診時の理解を深めたり、自分自身の身体に向き合う姿勢が変わることを期待しているとのことです。
書籍情報
- - 書名:教養としての整形外科学 ── 整形外科専門医が答える132の疑問
- - 著者:面谷透(東京先進整形外科 院長 / 整形外科専門医)
- - 発売日:2025年5月18日
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東京先進整形外科
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東京先進整形外科
東京先進整形外科について
東京都調布市に位置する東京先進整形外科では、先進的な治療手段を活用しながら、患者一人ひとりに最善の治療を提供することを目指しています。特にスポーツ整形外科に力を入れており、オリンピック選手やプロアスリートも訪れるクリニックとして知られています。国際的な学術活動や教育も行い、広く診療見学や視察を受け入れています。
面谷透医師は、横浜市立大学医学部を卒業後、国内外でスポーツ整形外科を学び、東京先進整形外科を2022年に設立しました。超音波を駆使した治療を行っている同医院は、常に進化する医療技術を取り入れ、患者の身体と向き合っています。