から揚げは国民食
2020-10-01 12:00:14
から揚げが国民食と呼ばれる理由は?消費量と調理方法を徹底調査!
から揚げが日本の国民食に君臨する理由
近年、から揚げが「日本の国民食」として定着しつつある中、その人気の高さを裏付ける調査データが明らかになりました。2020年の全国から揚げ調査によると、好きなおかずに関するランキングで、から揚げは堂々の第1位に。約90%の回答者がから揚げを好きだと答えており、その人気はただの流行ではなく、国民的な支持を受けていることがわかります。具体的には、調査対象の回答者から、多様なおかずの中で72.4%がから揚げを選んだという結果が出ました。これは、焼肉や餃子などを凌ぐ結果であり、世代や性別を問わず好まれていることを示しています。
年間消費量は400億個超
さらに驚くことに、コロナ禍の影響を受け、2020年度のから揚げの年間総消費量は400億個を超える見込みです。この数値は、昨年の消費量250億個と比較して167%の増加を見せており、毎月1回以上から揚げを食べる人は全体の約80%に達しています。この高頻度の消費は、外出自粛が強いられた影響で自宅での食事が増えた結果ともいえるでしょう。冷凍、手作り、惣菜の各種から揚げがいずれも昨年比約130%の高成長を見せています。
手作りの調理時間に注目
その一方で、から揚げの「手作り時間」についても興味深いデータが得られています。例えば、大分県では手作りにかかる平均時間が36分53秒と、最長の調理時間を記録。また鹿児島県は最短の26分0秒で、大分県とは10分以上の差があります。全国平均では34分32秒とされていますが、手作りの調理時間と冷凍食品を使用した場合の調理時間を比較すると、冷凍食品の調理は約13分33秒であり、手作りとの間に約21分の差があります。
根強い人気の地域ランキング
さらに、から揚げを月に最も食べる都道府県として大分県が56.5個を記録し、全国での消費の高さが顕著です。次いで千葉県が52.0個、北海道が51.8個と続きますが、最も少なかったのは徳島県で23.5個となりました。地域ごとの「好みの部位」については、もも好きが鹿児島県、むね好きが群馬県、手羽先好きが沖縄県という結果が得られ、地域性が色濃く反映されていることがわかります。
特から®のキャンペーン情報
そして、ニチレイフーズによる「特から®の謎を解くからキャンペーン」が2020年10月1日から開催中です。このキャンペーンは昨年にも大人気となった企画の第2弾で、クイズに答えて豪華商品が当たるチャンスがあるため、から揚げファンには見逃せないイベントです。
結論
このように、から揚げは養分豊富で美味しいだけでなく、調査データからも多くの日本人に愛されていることが伺えます。これからも、日本の食文化において重要な位置付けを保ち続けるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ニチレイフーズ
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- 東京都中央区築地6丁目19番20号ニチレイ東銀座ビル
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