CriteoがDSPとSSPの認証を更新
フランスに本社を置くCriteo(クリテオ)は、日本のデジタル広告市場での信頼性向上に向けた新たな一歩を踏み出しました。最近、同社がデジタル広告品質を認証する機関であるJICDAQから、DSP(デマンドサイド・プラットフォーム)事業の認証を更新し、さらにSSP(サプライサイド・プラットフォーム)事業に関する認証を新規に取得したことが発表されました。
この認証は、アドフラウドを含む無効な広告配信の排除及び、広告掲載先の品質がブランドに対して安全であることを保証するためのものです。それにより、広告主やメディアオーナーが安心してデジタル広告活動を行える環境が整備されることが期待されています。
デジタル広告の未来を見据えた取り組み
Criteoは2022年からDSP事業の認証を更新しており、SSP事業については2025年2月1日に新たに認証を取得したことになります。これにより、Criteoのコマースに特化したSSP「コマース・グリッド」を利用する企業は、より安心してサービスを活用できるようになります。
JICDAQは2021年に設立され、デジタル広告の掲載品質を認証することを目的としています。その目的は、業界全体の健全な発展に寄与することです。Criteoが両事業において認証を受けたことは、同社が日本市場におけるデジタル広告品質向上に強いコミットメントを持っていることを示しています。
Criteoの新たな展開と理念
社名公開を通じてJICDAQの理念に賛同する法人も取り組みを強化しています。これを受け、Criteoのお客様は、アドフラウドやブランド毀損のリスクを軽減した安全な広告環境で、今まで以上に安心して活動を行うことができます。Criteoは「公正でオープンなインターネットを支持し、全ての人により良い体験を提供する」というビジョンに基づいて、品質の高い有益な広告配信を実現すべく取り組む姿勢を崩しません。
Criteoについて
Criteo S.A.(NASDAQ: CRTO)は、グローバルなコマースメディア企業であり、マーケターやメディアオーナーに対して優れたコマース成果を提供しています。同社は業界をリードするコマースメディアプラットフォームを通じて、様々なマーケターやメディアオーナーと連携し、商品の発見から購入まで、より良い体験を提供しています。Criteoは、信頼性の高い広告提供を通じてオープンインターネットを支える重要な役割を果たしており、これからもデジタル広告の質の向上に貢献していくことが期待されます。