帯広の藤丸百貨店、新たな旅立ちのために再建プロジェクト
北海道帯広市で124年の歴史を持つ「藤丸百貨店」は、2023年1月に一時閉店を余儀なくされました。しかし、この閉店は終わりではなく、むしろ新たなスタートの始まりです。「株式会社そら」(代表取締役:米田 健史)が主体となり、藤丸百貨店の再建を目指す新たなプロジェクトが始動しました。本プロジェクトでは、地域住民や全国の藤丸ファンから「藤丸サポーター」として協賛を募り、閉店から新たな藤丸の開業へと続く道を共に創り上げていくことを目的としています。
藤丸百貨店の歴史と閉店の背景
「藤丸百貨店」は、長きにわたり帯広・十勝地域のシンボル的存在として愛されてきました。しかし、老朽化や経営の厳しさから、2023年初めに惜しまれつつも閉店となりました。この閉店に至る過程では、倒産の危機がありましたが、関係者の協力により私的整理という形で現状を乗り越えることができました。この奇跡的な成功がなければ、藤丸の建物は長期にわたり放置され、廃墟になっていたかもしれません。
新たな目標:藤丸パークの設立
私的整理の後、藤丸百貨店の再建に向けては約30億円の資金が必要とされています。この資金調達の一環として、仮設商業施設「藤丸パーク」を設立します。この藤丸パークは2025年の夏にオープン予定で、地域密着型の飲食店や物販店が集結します。さらに、ドッグランやマルシェ、イベントも計画されており、地域住民との交流を深める場所としての役割も果たします。
藤丸サポーター募集の詳細
藤丸の未来を切り拓くために、企業・個人問わず協賛を募っています。
- 藤丸パーク設立にかかる費用(2.5億円~3.5億円)。
- 新たな藤丸百貨店の開業に向けた解体・建設費用。
協賛者には感謝の意を込めた特典も準備されています。法人向けには貸切権やロゴ掲出、個人向けにはオリジナルグッズやイベント招待などがあります。これらの特典は、協賛いただいた方々に特別な体験を提供することを目的としており、詳細は公式サイトで随時更新されます。
藤丸パークの未来へのビジョン
藤丸再建の象徴としての「藤丸パーク」は、地域交流の拠点となり、多くの人々に愛される場所を目指します。また、帯広や十勝地域の経済活性化へとつながる取り組みとしても注目されています。株式会社そらは、これまで様々な地域貢献事業を展開してきた実績を基に、藤丸百貨店の再建を新たな挑戦として捉えています。
株式会社そらのこれから
株式会社そらは、2020年に設立され、地方創生と地域活性化に取り組んでいます。地元経済に寄与することを最も重視しており、藤丸百貨店の再建プロジェクトはその一環です。地域の人々が藤丸を通じてつながり、共に夢を描くための場所を提供することが目標として掲げられています。
藤丸百貨店と藤丸パークの新しい未来をこの手で創り上げようという挑戦に、全国の藤丸ファンからの参加と支援をお待ちしています。私たちの未来の物語の一部に、ぜひあなたもなりませんか?
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