2026年2月の消費意欲調査の結果
株式会社博報堂が運営するシンクタンク、博報堂生活総合研究所が発表した最新の調査は、2026年2月の消費意欲指数が42.3ポイントであることを示しています。これは前月比で-5.8ポイントの減少となっており、一方で前年比では+1.4ポイントの上昇を見せる結果となりました。この調査は、20歳から69歳の男女1,500名を対象に実施されたものです。
消費意欲の背景
毎年2月は年末年始の支出からの反動で消費意欲が落ち込む月として知られています。今年もこの傾向は変わらず、特に女性の消費意欲の減少が目立っています。男性は前月比で-3.5ポイントの減少に対し、女性は-8.1ポイントの減少となっており、両者の落差が浮き彫りになりました。
自由回答から見える消費意欲の理由を探ると、ポジティブな回答が減少し、ネガティブな回答が増加していることが明らかになっています。具体的には、新年や正月に関連する季節的な意欲が大きく減少し、またセールや安売りに関連する回答も著しく減少しました。特に女性の回答数が大きく落ち込んでいる点が懸念されます。
ネガティブな理由の増加
ネガティブな理由としては、先月の出費が影響したタイプの回答が増加しており、「今月は控えめに出費をシフトしたい」という意向が強まっています。また、「金銭的な理由で節約・我慢」という意識も増えており、実生活での厳しさが垣間見えています。
前年比でみると、ポジティブな回答数は増加する一方、ネガティブな回答数はほぼ横ばいの状態です。物価高や値上げについての懸念は依然として続いているものの、過去まで急激な変化が見られることはありませんでした。
消費意向のカテゴリー別動向
消費意向に関しては、「ファッション」、「外食」、「食品」など、13カテゴリーで前月比が大幅に減少。ただし、前年比でみると「旅行」だけが増加傾向にありました。これは年末年始の活況が一段落した結果、全体的な消費意向が冷え込む予兆を示しています。
まとめ
物価高の影響がいくらか落ち着きを見せているものの、年末年始の出費の反動が消費意欲に冷や水を浴びせています。特に女性の意欲の減少が顕著で、今後の消費市場における動向が注目される時期です。消費者がどのような選択をするのか、引き続き注視していきたいと思います。