アルファクラブ武蔵野が新たなメモリアルムービーサービスをスタート
葬祭業界に革新をもたらす新サービスが登場しました。アルファクラブ武蔵野株式会社が、子会社のレトロミームと連携して開始したのは、心温まるメモリアルムービーの制作サービスです。このサービスは、結婚式向けの映像技術を活かし、故人を偲ぶための新たな習慣を提供します。埼玉県さいたま市に本社を置くこの企業は、長い歴史を誇る冠婚葬祭の総合サービスを提供しています。
ウェディングムービー技術の活用
昨年、アルファクラブ武蔵野は、結婚式映像サービス「ナナイロウェディング」で知られるレトロミームを子会社化しました。このサービスは、顧客がインターネットを通じて手軽に注文できること、そして、追加費用がかからない点が特徴です。この利点により、年間約5,000組のウェディングムービーの制作を手掛けており、多くのカップルから支持されています。
その技術を基に、同社は葬祭向けメモリアルムービー『My self history(マイセルフヒストリー)』と『キオクノート』を提供することに決めました。これらのサービスは、故人の人生を振り返ると共に、ご遺族の思いを丁寧に映像として伝えることを目的としています。
『My self history』で弔いを深める
『My self history』は、故人の人生を参列者に紹介するメモリアルムービーです。ユーザーは、故人の写真を選び、音楽やテロップを追加することで想い出のムービーを作成できます。特に、AI技術を駆使して写真を動かすことで、生き生きとした映像体験が可能です。そして、完成した映像は、オンラインで何度でも視聴でき、DVDにまとめることも可能です。
このサービスは、参列者が故人との思い出を共有する機会となり、葬儀やお盆などの際に弔いの場を一層深く演出します。料金は5万円(税込)から、最大15枚の写真を使用して制作します。
『キオクノート』で心の声を形に
もう一つのサービス『キオクノート』は、故人に宛てた手紙を映像化するものです。このサービスは、故人を偲び、手を合わせる場所で伝えたい思いを、目に見える形で残す手助けをします。特にお盆に合わせて作成することで、毎年ご遺族間で故人への想いを共有することが可能です。
『キオクノート』は3万円(税込)から利用でき、20ページの手紙に付随して写真を組み込むこともできます。手紙は書き手の心に寄り添った内容に仕上げるため、メモリアルムービーとして永遠に残る価値を持っています。
簡単な映像制作の流れ
このメモリアルムービーの制作は非常にスムーズです。まず、依頼を受けたセレモニースタッフがレトロミームの公式LINEアカウントを案内し、写真やコメントをLINEで送信します。次に、1日から5営業日以内に初稿映像を制作し、確認用にVimeoで共有します。修正が必要な場合も迅速に対応し、最終的には映像データの納品やDVDでの提供も可能です。
お問い合わせ先
この画期的なサービスに興味をお持ちの方は、株式会社レトロミームまでお問い合わせください。
アルファクラブ武蔵野は、古くからの伝統と新技術を融合させ、従来の葬祭の在り方を進化させる取り組みをしています。その姿勢は、現代のニーズに応じたサービスの提供に繋がるもので、幅広い世代からしっかりとした信頼を得るでしょう。