バクラク、AI-UX機能強化で経費精算の手入力レスを実現!
株式会社LayerXは、すべての経済活動をデジタル化するミッションを掲げ、SaaS+FinTechを軸にAIを中心としたソフトウェア体験を提供するスタートアップ企業です。同社が提供する経費精算サービス「バクラク経費精算」は、AIを活用し、業務効率化と働き方改革を支援しています。
この度、バクラク経費精算に、AIによる経費科目自動入力機能が追加されました。この機能は、過去の入力データと領収書データを用いることで、AIが経費科目を自動的に推薦します。これにより、申請者は手入力の手間を大幅に削減し、よりスムーズな経費精算が可能になります。
AI-UX機能強化の背景
バクラクシリーズは、リリース当初からAI-OCRを活用し、領収書や請求書の内容を自動で読み取ることで、入力の手間とミスを減らすことを目指してきました。高速かつ高精度なAI-OCRは、管理部門や従業員の働き方を大きく変え、約3年でシリーズ累計10,000社を超える導入企業数を達成しています。
しかし、AI-OCRでは領収書に記載されている情報しか読み取ることができず、社内ルールに基づく経費区分の入力は、申請者が手作業で行う必要がありました。この手作業は、申請者にとって負担が大きく、経理担当者による修正の手間も発生していました。
そこで、LayerXはAI-UX機能を強化し、過去の入力データと領収書の読み取り結果を組み合わせることで、AIが経費区分を自動入力する機能を実現しました。これにより、申請者は入力作業の大部分をAIに任せ、より本質的な業務に集中することが可能になります。
AI-UX機能の具体的な内容
バクラク経費精算にアップロードされた領収書ファイルに対して、「内訳を自動入力」をクリックすると、過去の申請データに基づいて推薦された内訳が自動的に入力されます。申請者は推薦された内訳を確認するだけで、経費精算申請が完了します。
今後の展望
LayerXは、今後も「人がシステムに合わせる」のではなく、「システムが人に合わせる」という考え方を追求し、従業員がより本質的な業務に取り組める環境を提供することを目指しています。将来的には、申請・承認作業そのものをゼロにすることを目標としています。
バクラク経費精算について
バクラク経費精算は、手入力ゼロを実現する次世代経費精算システムです。AI-OCRを活用し、複数のレシートや領収書を一括でアップロードすることが可能です。また、汎用ワークフロー機能と連携することで、稟議との紐付けもスムーズに行えます。iOS/Androidアプリも提供しており、場所を選ばずに経費精算を行うことができます。
株式会社LayerXについて
株式会社LayerXは、2018年8月に設立されたスタートアップ企業です。同社は、「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、SaaS+FinTechを軸にAIを中心としたソフトウェア体験を社会実装しています。主な事業として、法人支出管理サービス「バクラク」の開発・運営、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」の設立、大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用した「AI・LLM事業」などがあります。