スポGOMIワールドカップ2025 島根STAGE、TEAM SANBIRUが優勝!
2025年の日本財団スポGOMIワールドカップの島根STAGEが、7月5日に出雲市のキララビーチで盛況裏に開催されました。この大会には33チームが登録し、当日は29チーム、約87人が参加しました。優勝したのは松江市から参加した「TEAM SANBIRU」です。このチームは、日本全国の予選を勝ち抜いた強豪チームが集まる「日本STAGE」への出場権を得ました。さらに、10月には世界34カ国が集まる「スポGOMIワールドカップ2025 FINAL」への出場を目指します。
スポGOMIとは?
スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」をコンセプトにした日本独自の競技で、3人1組のチームが60分間制限の中で地域内のごみを集め、その量や種類で得たポイントを競います。この競技は国や世代を問わず、海洋ごみ削減に参加できる機会を提供し、環境意識の向上を狙っています。
島根STAGEの大会の様子
真夏の日差しが照りつける中、大会は進行しました。キララビーチには参加者の他に海水浴客も多数訪れ、笑顔と活気に満ちた光景が広がりました。「TEAM SANBIRU」は、約26.62kgのごみを集め、2680ポイントを獲得し、準優勝チームには約1200ポイントの差をつける大勝を収めました。
参加者たちはユニフォームやカラフルなTシャツを着て、楽しみながらごみを拾う姿が印象的でした。「家族で地元の海をきれいにしたい」との声が多く、三世代で参加するチームも目立ちました。参加者たちは、健康的な競技を楽しむだけでなく、地域に貢献する意義を強く感じているようでした。
島根から世界へ
優勝した「TEAM SANBIRU」は、「優勝を目指して参加したので本当に嬉しい。仲間との絆を深め、島根がきれいになるのは嬉しい。世界大会でも勝てるように頑張りたい」と喜びのコメントを述べました。
また、参加者の中には「海水浴シーズンなのに残念ながら多くのごみがあった」との意見もあり、改めて環境保護の重要性を考えさせられる結果となりました。
大会の意義と未来
今回の大会では、合計119.88kgのごみが集まりました。これは参加者の力を結集した成果であり、地域の環境保護に寄与する重要な活動です。日本財団スポGOMI連盟は、このような活動を通じてスポーツと環境保護を融合させ、新たな魅力を提案するとともに、日本スポーツ界の発展にも貢献しようとしています。地元愛と家族愛に溢れたイベントは、参加者全員に感動を与え、今後の地域活動への刺激となったことでしょう。
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟や関連団体は、今後も環境保護活動への参加を促進し、さらなる活動を計画しています。キララビーチでのこの素晴らしい経験を基に、島根県から世界に向けた新しい波が生まれることを期待しています。