米麹発酵技術を活用した健康的な甘味料開発の進展
株式会社オリゼと金沢工業大学との共同研究により、米麹から作られる発酵糖分「オリゼソース」に含まれるレジスタントプロテイン(RP)の高濃度な含有が確認されました。この研究は、健康的な甘味料の可能性を広げる重要なステップと位置付けられています。
1. レジスタントプロテインの重要性
レジスタントプロテインは、消化が難しく腸まで届くたんぱく質であり、肥満抑制やコレステロールの低下に寄与することが知られています。オリゼソースには14.6mg/mLのRPが含まれており、スプーン一杯(15mL)で219mgのRPを摂取することができます。この成分を取り入れることで、健康をサポートし、安心して甘みを楽しむことができます。
2. 伝統的な発酵技術の新たな価値
株式会社オリゼは、日本の伝統的な発酵技術を活用し、米麹から作られる甘味料の開発に注力しています。米麹を用いた甘味料「オリゼ甘味料」は、発酵による自然な甘さが特徴。砂糖代替品として利用され、保育園や菓子製造など多様な分野での活用が期待されています。また、古米や規格外の米をアップサイクルすることにより、持続可能な社会の実現にも貢献しています。
3. 研究者たちの背景
金沢工業大学の尾関健二教授率いる研究チームは、米麹甘酒に含まれる有用な成分を研究し、RPの健康効果を評価しています。教授は、麹菌や酵母の力を利用し、廃棄物から新たな機能性素材を生み出すことに意欲を注いでいます。彼らの研究は、持続可能性を重視した食品開発に貢献するものとして、今後も注目が集まるでしょう。
4. 未来への展望
今後、オリゼ社は米麹発酵糖分を用いた新たな商品を次々と開発し、健康志向の高い消費者へのアプローチを強化していく予定です。持続可能な甘味料の開発に向けて、さらなる理念を進化させ、環境問題への配慮も行っています。また、レジスタントプロテインの新たな健康効果の研究を進めることで、食品素材の未来を切り開いていくことを目指します。
5. 最後に
株式会社オリゼは、米麹由来の発酵甘味料を通じて健康的なライフスタイルを提案し続けます。これからの展開に乞うご期待!オリゼの取り組みは、未来の子供たちや地球にとって、より良い環境づくりを目指しており、彼らの活動から目が離せません。
製品の詳細については、
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