顧客対応クラウド『Re:lation』がSaaSとの連携を強化
株式会社インゲージが手掛ける、顧客対応に特化したクラウドサービス『Re:lation(リレーション)』は、SaaS業界の先駆けである『Salesforce』や『kintone』、さらには『ネクストエンジン』との新たな連携機能をリリースしました。これにより、企業は顧客対応をさらにスムーズに行うことが可能になります。
連携強化の背景
近年、SaaS市場は急激に拡大しています。データによれば、特に大企業では74.7%が何らかのSaaSを導入しており、その中の多くの企業が複数のSaaSを同時に使用しています。この状況を受けて、SaaS間のデータ連携に対するニーズが高まり、効果的にツールを活用する手段が求められています。
データ連携のメリット
1.
情報の一元管理:複数のサービスで分散している顧客情報が統合され、管理が容易になります。これによって、より個別化されたサービスの提供が可能になります。
2.
業務の効率化:データ入力の手間を減らすことができ、迅速な対応が実現します。
3.
最新情報の即時反映:新たな情報が自動的に更新されるため、迅速な意思決定を援助します。
『Re:lation』は、すでに70以上のサービスと連携しており、今回の連携強化によりさらに顧客対応の質が向上します。
『Salesforce』との連携内容
- - 顧客情報の自動連携:『Salesforce』上のリードや取引先責任者の情報が、『Re:lation』に自動で反映されます。
- - 活動の自動記録:『Re:lation』での顧客対応(チケット)が、『Salesforce』の活動に自動的に記録される機能も近日リリース予定です。
『kintone』との連携内容
- - 顧客情報の自動連携:『kintone』に蓄積されたコンタクト情報が、『Re:lation』に自動で連携されます。
- - やりとりの自動記録:顧客とのやりとりも自動的に『kintone』のアプリに記録できるようになります。
『ネクストエンジン』との連携内容
- - 顧客情報の表示:『ネクストエンジン』の顧客情報が『Re:lation』に表示され、確認が容易になります。
- - ワンクリックアクセス:『Re:lation』から直接『ネクストエンジン』の情報を呼び出せる機能も追加されます。
代表取締役和田哲也のコメント
和田CEOは、「新たな機能の提供により、顧客対応がよりスムーズに。特に、チーム全体が顧客情報を確認しながら対応できるため、高品質なサービスを実現できる」と述べています。また、コミュニケーションにおいて「相手に向き合うこと」が大切であり、今回の機能はそのミッションを体現したものとしています。
各サービスの概要
- - 『Salesforce』:企業がAIを活用してビジネスを進化させるためのプラットフォーム。
- - 『kintone』:低コストでのアプリ作成をサポートし、業務改善を促進するノーコードツール。
- - 『ネクストエンジン』:EC業界に特化したクラウドサービスで、商品登録や受注処理の効率化が図れます。
まとめ
『Re:lation』の新しい機能は、企業にとって顧客対応を次のレベルへ引き上げるものです。これらの連携を活用することで、チーム全体での顧客との向き合い方が大きく変わることでしょう。使い勝手の良さや効率性を追求したこのクラウドサービスは、多くの企業にとって不可欠なパートナーとなることが期待されます。