ちゅうぎんインパクトファンドがKGモーターズに再出資、未来のエコモビリティを推進

ちゅうぎんインパクトファンドとKGモーターズ

ちゅうぎんキャピタルパートナーズは、社会課題や環境問題に取り組む企業への追加出資を行いました。この度、KGモーターズ株式会社に対する第三者割当増資を受け入れることを発表しました。KGモーターズは、広島県東広島市を拠点に、一人乗りの超小型EVモビリティ「mibot（ミボット）」を開発している企業です。この追加出資は、2023年10月及び2024年4月に続くもので、初回からの支援が続いていることを示しています。

KGモーターズの取り組み

KGモーターズが手がける「mibot」は、原付ミニカー規格に準じた一人乗り超小型EVで、その特徴として安価な維持費と快適性、そして高い安全性が挙げられます。具体的には、ドア付きでエアコンを搭載、さらに普通自動車と同等の快適性を持ちながら、車検が不要で、重量税もかからないといったメリットを享受できます。また、二段階右折が不要で、ヘルメットを着用する必要もありません。

これにより、都市部の短距離移動に最適なモビリティとして、個人利用だけでなく法人利用からも注目を集めています。特に、2024年8月に予約が開始されると、2025年5月時点でなんと2,200台以上の予約が入るなど、その需要は期待よりも遥かに上回っています。

INPACTファンドの背景と目的

「ちゅうぎんインパクトファンド」は、ちゅうぎんキャピタルパートナーズが運営し、中国銀行が出資者となる投資事業です。このファンドは、環境問題、エネルギー問題、不動産を含む様々な企業やプロジェクトへの投資を目的としています。総額40億円という規模のこのファンドは、脱炭素や社会インフラに関連した未上場企業を対象にした資金供給を行なっています。

特に、KGモーターズのように未来のモビリティ領域に取り組む企業への支援は、新たなビジネスチャンスだけでなく、持続可能な社会づくりにも寄与するものとして高く評価されています。

最後に

KGモーターズは、現代の移動のあり方を大きく変える可能性を秘めています。近年の環境意識の高まりとともに、エコで機能的な移動手段への需要は今後も増していくことでしょう。ちゅうぎんインパクトファンドの支援を受け、KGモーターズがさらなる成長を遂げ、社会に多大なインパクトを与える企業として成長していく姿を、多くの人が期待しています。今後の展開に目が離せません。