構造美とデザインが織りなすエピックXの世界
ジェイコブ&コーが誇るエピックXは、その名の通り、独自の美学と革新を体現した時計コレクションです。このシリーズは初代モデルが2015年に発表されて以来、常に進化を続けており、スケルトン構造やブリッジデザインを駆使し、ラグジュアリーとスポーツのエッセンスを融合させています。
スケルトン:スポーツの極致
エピックX スケルトンは、主に技術的な魅力を前面に押し出したデザイン。特に印象的なのは、ケースのラグから文字盤にかけて伸びる二本のブリッジにより形成されたXの形状です。これは単なる美しさだけではなく、ムーブメントをサポートする重要な役割も果たしています。御覧の通り、ブランド独自のスケルトンムーブメントや、ストラップと同色のインナーリングが随所に施され、美学が随所に感じられます。
このモデルは、ポリッシュとサテン仕上げによるケースが光の加減により異なる表情を見せてくれるため、日常使いでも常に目を引く玉手箱のようです。加えて、ハニカムパターンのラバーストラップは着け心地も快適で、通気性も考慮されています。長時間の着用でも疲れにくいため、アクティブなライフスタイルを送る人々にもぴったりと言えるでしょう。
ブリッジ:ラグジュアリーの頂点
次にご紹介するのは、エピックX ブリッジです。このモデルは、磨き上げられたケースやブリッジに施されたクル・ド・パリ装飾により、より一層の気品とエレガンスを醸し出します。光を受けるたびに美しい陰影を描くブリッジは、視覚的な魅力だけでなく、実際の使用感としてもその贅沢さを体感させてくれるのです。
特にブレスレット仕様になると、その存在感は圧倒的であり、腕元を美しい一つのアートのように変えます。つまり、エピックXシリーズは、スポーティな構造の中に深いラグジュアリーを内包することで、特別な瞬間を尽く飾る華やかさをも持ち合わせたモデルとなっています。
CR7:特別なコラボレーション
そして、このシリーズの集大成とも言えるのが、世界的なスーパースターであるクリスティアーノ・ロナウド(CR7)とコラボレーションしたエピックXモデルです。こちらは、基本的にはエピックX ブリッジをベースにしながら、ロナウドのシグネチャーや「CR7」のロゴがあしらわれ、まさに唯一無二の個性を主張しています。サッカーボールデザインの香箱が、彼の情熱や夢を象徴しているかのようです。
加えて、カラーバリエーションにも特別な意味があります。赤と緑はポルトガル国旗の色をオマージュしたもので、サッカーキャリアを象徴する情熱を表現しています。
結論:目指すは新たなる表現
このように、エピックXはその名の通り、スポーツ性とラグジュアリーを兼ね備え、進化し続けているコレクションです。これからも、どのような展開を見せるのか、目が離せない存在として注目が集まります。次回のコラム「JACOB&CO. STORIES」では、このエピックXが拓く新たな美と革命について掘り下げていきます。ぜひご期待ください!