高槻市立第一中学校の誇りを胸に
令和7年10月29日、高槻市立第一中学校の3年生、水越統也さんが高槻市役所を訪れ、米国で開催された「MCYSA全米選手権」での優勝を濱田剛史市長に報告しました。この大会は、野球界で大変注目を集めるイベントで、世界中の選手たちが集結し、真剣勝負を繰り広げます。
水越さんがこの大会に出場できたのは、彼の野球への情熱と才能から来る結果だと言えます。彼の野球人生は幼稚園時代まで遡ります。この頃、父親と兄の影響で野球を始め、今では北摂リトルシニアに所属。昨年のリトルシニア関西連盟秋季大会では、見事優勝し、さらに自身がMVPの栄誉を授けられました。この活躍が評価され、世界大会出場を果たしたのです。
大会では、水越さんは左腕投手としての能力を最大限に発揮。先発、リリーフの各ポジションで3試合に出場しました。彼の投球スタイルは、ボールの出どころが見えづらい独自のフォームから繰り出される直球とチェンジアップが特徴です。この2種類の球種で、敵チームを打ち取る場面が数多くありました。水越さんは、チームの勝利に大きく貢献し、世界の舞台でその腕前を証明したのです。
市役所での報告の際、水越さんは「良いピッチングができました。チームに貢献できてよかったです」と感想を述べました。彼の笑顔からは、勝利の喜びと仲間を思いやる気持ちが伝わってきます。濱田市長もその姿に感動した様子で、「快挙達成おめでとうございます。今後のさらなる飛躍を期待しています」とエールを送りました。
水越さんの今後の活躍に、多くの人々が注目しています。彼が野球を通じて成し遂げる夢が、どのように育まれていくのか、非常に楽しみです。競技を通じて学ぶ努力や友情の大切さは、彼にとって今後の人生にも大きな影響を与えることでしょう。地域の誇りとして、さらなる健闘を期待しましょう。