全国賃貸物件家賃動向
2024-10-24 20:15:59

2024年9月期 全国主要都市の賃貸物件家賃の動向を深掘り!

全国主要都市の賃貸家賃が再び上昇



アットホーム株式会社は、2024年9月の全国主要都市における賃貸マンション・アパートの家賃動向について調査を実施し、その結果を発表しました。この調査はアットホームラボ株式会社に委託され、主要都市の賃貸物件における家賃の全体的なトレンドを明らかにしています。

全体の状況



今回の調査では、神奈川県、埼玉県、千葉県、札幌市、名古屋市、京都市、大阪市、福岡市の8つのエリアで、マンションの平均募集家賃が前年同月を上回っていることが確認されました。これらのエリアでは、特にファミリー向けの物件が人気で、12のエリアで前年同月比で上昇しています。その中でも、東京23区、神奈川県、埼玉県、札幌市、名古屋市、福岡市の6つのエリアは、2015年1月以来の最高値を更新しています。

一方、アパートに関してもシングル向けの物件が全13エリアで前年同月を上回る結果となり、特に東京都下、埼玉県、千葉県、京都市、大阪市の5エリアが2015年1月以来の最高値に達しています。このように、賃貸市場は全体的に上昇傾向にあると言えるでしょう。

調査対象



本調査では、全国の主要都市において首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)をはじめ、北海道の札幌市、宮城県の仙台市、愛知県の名古屋市、京都府の京都市、大阪府の大阪市、兵庫県の神戸市、広島県の広島市、福岡県の福岡市が対象に含まれています。対象データは、不動産情報サイトアットホームに登録された居住用賃貸マンション・アパートに基づいています。

家賃の定義と指標



調査における「家賃」とは、入居者が1カ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」に基づいて定義しています。また、物件の面積に応じて、30㎡以下を「シングル向き」、30㎡〜50㎡以下を「カップル向き」、50㎡〜70㎡以下を「ファミリー向き」、70㎡超を「大型ファミリー向き」と分類しています。

益々厳しくなる賃貸市場



今後、これらの賃貸物件の家賃がどのように推移していくのか、ますます厳しい競争が予想されます。エリアごとの差や物件の種類による影響を受けながら、消費者はより良い条件で物件を見つけるための戦略を考える必要があるでしょう。特に、ファミリー向けやシングル向けの物件が求められる傾向が続く中、これらの市場における価格の推移は大きな関心を集めています。

詳細なデータや各エリアの賃貸物件の家賃については、こちらのPDFをダウンロードしてご覧ください。


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会社情報

会社名
アットホーム株式会社
住所
東京都大田区西六郷4-34-12
電話番号

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