「WORK HERO」が資金調達
2022-03-23 10:00:18

スタートアップ支援の新星「WORK HERO」が1.4億円を調達し成長戦略を加速

スタートアップを支える「WORK HERO」の成長戦略



スタートアップ企業の成功は、限られたリソースを最大限に活用することが求められます。そんな中で注目を集めているのが、クラウド型バックオフィスサービスを提供する「WORK HERO」です。最近、WORK HEROはシードラウンドで1.4億円の資金を調達しました。この資金は、スタートアップ企業が抱えるバックオフィスの膨大な業務を効率化するための重要な一歩となります。

資金調達の背景



アーリーフェーズのスタートアップは、経営者をはじめとするコアメンバーが戦略策定やプロダクト開発、採用、広報、資金調達など、多岐にわたる業務をこなさなければなりません。その上で、事業が成長すれば、経理・人事・税務などのバックオフィス業務も増加し、経営者の時間とエネルギーを奪っていきます。WORK HEROはこの問題を解決することを目的に、バックオフィス業務をオールインワンで提供し、企業がコア業務に専念できるよう支援します。

今回の資金調達によって、WORK HEROは人材採用やサービスの開発、広報活動に投資を行い、リソースの限られたスタートアップが直面する経営課題への解決策を提供していく方針です。

WORK HEROのサービス特徴



WORK HEROは、導入した多くのスタートアップ企業において0%の解約率を誇る高い顧客満足度を実現しています。このサービスは、特にシード・アーリーフェーズの会社にとって、短期間で運用を開始できることが大きな魅力です。経営資源が限られたスタートアップは、コストを抑えつつバックオフィス業務を任せられるため、高い評価を得ています。

WORK HEROは、顧客企業の事業内容やバックオフィス状況を詳細に把握し、ベストプラクティスに基づいた業務フローを設計。その後の業務運用を全て代行します。これにより、企業はバックオフィス業務に関する時間やコストを削減し、コア業務に専念できる環境を提供します。

社会的意義



日本では人口減少が進む中、スタートアップや中小企業の労働生産性を向上させることは急務です。このような企業がコア業務に集中することで業績を上げ、新しい価値を創造するための経営上の「選択と集中」が求められています。さらに、外部委託の普及が経営リソースの効率化を促進する中で、WORK HEROはその一助となることを目指しています。

創業エピソード



代表の大坪は、大手商社での経験や医療系ベンチャー企業での人材派遣事業責任者の経験を通じて、バックオフィス業務の非効率さに気づきました。創業前から彼自身がバックオフィス業務に関わったことで、リソースを奪われるという課題も痛感したとのこと。その経験が、WORK HEROの創業につながったのです。

大坪社長の抱負は明確です。「スタートアップ企業がその潜在能力を最大限に発揮できる社会を実現したい」と語っています。

投資家の声



WORK HEROには、複数の投資家からも高い評価が寄せられています。Coral CapitalのJames Riney氏は、「重要なバックオフィスの仕事に対して、業務の効率化を図るのは非常に意義深い。WORK HEROがこのニーズに応える姿勢が素晴らしい」と称賛しています。また、ニッセイ・キャピタルの伊東氏も、「大坪社長の強い意志とビジョンがビジネスの構築に活かされている」とコメントしています。

採用情報とアライアンス



WORK HEROではさらなる成長を目指し、積極的にメンバーを募集しています。また、スタートアップ企業を支援するためアライアンスを希望する企業にも門戸を開いています。このように、WORK HEROは単なるサービス提供者ではなく、企業の成長を支える重要なパートナーとしての役割を果たしているのです。

会社概要



  • - 会社名: WORK HERO株式会社
  • - 所在地: 東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビルディング 4階
  • - 設立日: 2018年9月13日
  • - 事業内容: クラウド型オールインワンバックオフィス「WORK HERO」の開発・運営
  • - 公式サイト: WORK HERO株式会社

会社情報

会社名
WORK HERO株式会社
住所
東京都千代田区丸の内2丁目3番2号郵船ビルディング 4階 412-B
電話番号

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